再生数が減ってしまう原因は様々ですが、ユーザーが「飽きてしまった」ということも考えられ、再生数を維持したり増やすためには対策していかなければなりません。
今回は、YouTubeチャンネルが飽きられてしまったときの、再生数を増やす対策について紹介していきます。
飽きられている?飽きられていない?
再生数が低い場合には、動画のクオリティが低かったり、VSEO対策が不十分で関連動画への露出が少なかったりと、ユーザーの「飽き」が原因ではないケースもあります。ですが、「チャンネルの平均視聴回数を下回る動画が増えた」と感じた場合には、視聴者が離れているケースもゼロではありません。
ユーザーが離れやすい動画の共通点として以下が挙げられますので、自身の動画と一度比較してみましょう。
・動画広告の表示回数が多い
・本編に入るまでの時間が長い
・ネタがワンパターン、ネタ被りが多い
・事務所所属で動画の自由度が低下した
・周りの目を気にするあまりに昔に比べ攻めた動画が投稿できていない
・パクリ動画や二番煎じ動画が多い
・釣り動画や謝罪動画が多い
・変わる視聴者層についていけていない
視聴者の中には面白さや目新しさを求めている人も多いため、動画に変化がなければマンネリ化してしまいます。再生数を稼ぐ戦略も大切ですが、ファンを逃さないための対策も必要となります。
飽きられたかの判断にアナリティクスを活用
アナリティクスを見ることで、インプレッションクリック率なのか、視聴者維持率なのか、チャンネルのどこに問題があるのかを細かく知ることができます。ただ再生数が伸び悩んでいるだけなのか、どこかに問題を抱えユーザーが離れやすい状況が作り出されているのかを把握することが可能です。
また、視聴しているユーザー層や、トラフィックソース(ホーム画面、関連動画などの流入経路)も確認することができますので、チャンネルが抱えている視聴者層にしっかりとアピールできた運用を行えているかの分析を行っていきましょう。
再生数が落ち込んだ時にやるべきこと
以前よりも再生数が減ってしまった際に放置しても改善されず、減少を食い止めることも厳しいでしょう。そのため、再生数が落ち込んできた時にはユーザー離れを阻止するような行動をとらなくてはなりません。
動画の分析
自分のチャンネル内でも伸びが良い動画というのは視聴者に求められている動画ということになります。また、離脱が多い箇所はユーザーの興味が薄い、つまらないと感じやすいポイントでもあるため、改善が必要です。同時に動画広告の多さが視聴者の負担になっていないか客観的にみていくことも大切。
ユーザーのニーズにマッチしなければ視聴者数を増やすことはできませんので、アナリティクスを用いりつつ常に動画の分析を行い、クオリティの高いYouTuberを参考にするなどして、次の企画を考えたり編集レベルを上げたり、飽きさせないチャンネルづくりを行っていきましょう。
ジャンル幅を広げる
チャンネルの開設当初はジャンルをできる限り絞った方がチャンネル登録や再生数につながりやすいのですが、似たり寄ったりの内容ではユーザーもマンネリ化してしまうため、ある程度視聴者数が増えた際には今まで扱っていたジャンルから少し幅を広げ、新しいテーマを考えてみるのもありです。
ただし、料理動画を中心としていた人がヘアアレンジの動画を投稿したり、ビジネスノウハウを紹介していた人がルーティン動画を公開するなど整合性のとれない動画は、今まで見てくれていた視聴者には刺さりませんので、メインテーマから大きく外れないことが大切です。
動画に変化を加える
一定の枠に当てはめていく事で編集作業が軽減されるかもしれませんが、オープニングであったり、BGMであったりと、少し変化を加えるだけでもワクワク感を引き出すことが出来ます。大きく編集方法を変えるのではなく、イメージイラストのバリエーションを増やしたり、ライブ配信の待機時間にはTwitterから拾ったファンアートをスライドで流すなど、少しの変化でもユーザーは刺激を感じることができます。
視聴者の意見を拾う
視聴者が離れてしまったかも…と感じ取った際には、コメント欄に目を向けることを忘れてはいけません。コメント欄は視聴者の生の意見を聞ける宝庫となり、改善すべき点だけではなく、見たい動画を探ることもできるため、次のネタ候補を見つけることもできるのです。
また、限定生配信、Twitterなど交流を深められる手段はいくつかありますので、声を拾う場所として活用するのもオススメです。
再生数が減ったと感じた時には以上の点を取り入れてみてください。こういった努力を続け良い動画づくりが行えるようになることで、チャンネル登録者数や再生数のアップにも結び付きます。
まとめ
変化を与えたり改善しなくても、ずっと応援し続けてくれるファンもいますが、離れてしまう人も少なくありません。再生数が減ってしまう要因は様々ですが、改善したり努力することで再生数の減少を阻止することもできますので、飽きられてしまったと感じた時には、これ以上のユーザー離れを食い止めるために行動に移していきましょう。
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この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
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