令和最初の夏いかがお過ごしだったでしょうか?今月からYouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)、Tik Tok(ティックトック)等の SNS で トレンド になったワードや 話題 になった出来事を月単位でまとめて発信していきます。あとで振り返ってみた時に「この時はこんなことが起きていたな〜」「こんなことがあったんだ!」と思えるようなコンテンツを充実させていきますので、是非毎月チェックしてみてください!それでは、 2019年8月の トレンドキーワード いってみましょう!
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トレンドのハッシュタグ #ボトルキャップチャレンジ
2014年に「アイスバケツチャレンジ」というものが 流行 ったのを覚えているでしょうか?アイスバケツチャレンジとはALS(筋萎縮性側索硬化症)という疾患の研究を支援する為、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、またはアメリカALS協会に寄付をするという運動でした。当時は Facebook や Twitter などのSNSで有名人やハリウッド俳優が仲の良い俳優を指名することで拡散していたこの現象ですが、今回その再来ともいうべき トレンドキーワード になったのが「 #ボトルキャップチャレンジ 」です。今回は主に Instagram (インスタグラム) やTik Tok (ティックトック)で 流行 ったこの現象、火付け役になったのは今回もハリウッド俳優でした。
アクション俳優のジェイソンステイサム( @jasonstatham )さんは元水泳の飛込競技のイギリス代表で、「トランスポーター」や「ワイルドスピード」「エクスペンダブルズ」などの大人気アクション映画シリーズの主人公や主要キャラをつとめています。スタントマンを使わずに自らアクションシーンを演じたり、男らしい言動がワイルドでかっこいいと女性にも男性にも大人気です。そんな彼が自身の Instagram ( インスタグラム )で公開したのが上記動画です。見事な軌道の回し蹴りとスローモーションで吹き飛んでいくキャップに世界中から賞賛のコメントが届きました。日本でもお笑い芸人や運動自慢がこぞって動画をUPしていました。2014年に 流行 した時と違うのは、動画がバズっているプラットフォームの違いがあります。今回の「ボトルキャップチャレンジ」は前回の「アイスバケツチャレンジ」の時にはなかった Tik Tok (ティックトック)が加わっています。誰でも気軽に動画を撮影して、一般人でもバズメーカーになれる時代になったことはマーケティング目線で言っても非常に興味深いですね。普通の空手部の高校3年生が81000以上の「いいね」を獲得した「#ボトルキャップチャレンジ」の動画は俳優やお笑い芸人のような派手さはなくとも、その一生懸命な様子が高評価を与え「HOT」マークがつくほどでした。
人気記事紹介「Tik Tok(ティックトック)でおすすめに乗る方法」
炎上 でトレンドワード入り!? 渋谷ネズミ 騒動
深夜のコンビニやばくない??? pic.twitter.com/tUxp0ETCjz
— Ginkai RO/ 盧 銀海 (@Silverkong_Gin) August 4, 2019
こちらの動画は渋谷区神南のファミリーマートで撮影されたとされる動画です。このツイートは8/5に投稿され、9月1週目現在で「7万リツイート、17.5万いいね」となっており、大変な 炎上騒動になり トレンド 入りました。この投稿に対し「どこの国かと思ったら日本かよ」「感染症とか心配」という不安や批判の声から、「近くにディズニーストアあるやんw」や「これはレミーのおいしいレストラン」などといった大喜利状態にも発展しました。この炎上騒動を受けてこのファミリーマートは一時閉店になったようです。
取材も来て閉店してました
やばすぎ pic.twitter.com/BPgMAv1GVv— IS@蒼の彼方の撃墜王 (@aokana_gekituio) August 5, 2019
渋谷に頻繁に行く人なら、街中でネズミを見かけたことは一度はあるかもしれません。ただ、こんなにも大量のネズミを店内で見るのは珍しいのではないでしょうか?連日の暑さに耐えきれなかったネズミ達が涼しい場所を求めて現れてしまったのではないかという説や、閉鎖した築地市場のネズミ達が渋谷や新宿まで大移動しているという、なんとも受け入れがたい説を唱える人もいました。これまでのコンビニや飲食店で SNS が発信源の炎上騒動は、その店舗で働くアルバイトがふざけて冷蔵庫に入った写真が拡散されたり、食材で遊んだりする様子が拡散されたりして炎上するケースが目立っておりました。こちらは責任感のない若者とはいえ、対「人間」でしたので、ある程度の対策や損害の責任問題がどこにあるかがはっきりしていました。今回の炎上騒動は自社の人間のアカウントではなく、外部の人間が発信源となっていますので SNS における防止策を考えるのは難しいかと思いますが、そもそもの飲食店やコンビニに最低限必要な衛生面の管理問題の早急な対応と再発防止策を講じる必要があるでしょう。
あれ?まだいる? 急上昇 トレンドPV「パプリカ」
皆さんはこの曲を聞いたことはあるでしょうか?NHKが「2020年とその先の未来に向かって頑張っている全ての人を応援するプロジェクト」として開始した「〈NHK〉2020応援ソング プロジェクト」による応援ソングとして、米津玄師さんの作詞・作曲、プロデュースにより製作されました。2020年のオリンピック・パラリンピックのイベントとともに発表されたこの曲はFoorin(フーリン)という子供達によって結成されたユニットによって歌われています。PVも子供達が無邪気に歌って踊るとてもかわいいPVで、曲調もキャッチーでポップでありながら、よくよく聞いてみるとメロディの一節一節が凝った作りをしているので大人から子供まで耳に残る楽曲となっています。7月に公開されてから累計の総再生回数は1億回以上に達しています。子供にしか聞こえない音を使っているとの噂もあり、実際に10ヶ月の赤子が泣き止んだとの声も上がっています。そんな既に大きなトレンドとなっているこの曲を米津玄師さん自身がセルフカバーしたのがこの動画です。
米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika
元々の 話題 性もありましたが、こちらの動画は瞬く間に拡散していき、8月のほとんどの期間、YouTubeの「 急上昇 」にランクインし続け、コメント欄では「まだ急上昇にランクインしてる!」という驚きのコメントが集まりました。8月9日に公開されたこの動画は日本人にとっては長崎に原爆が投下された日であることや、お盆の時期と重なっていることから、「亡くなった故人を悼んだ歌であるのではないか」というFoorinバージョンとはまた違った視点からの解釈も見られました。どちらが優れているというわけではありませんが、Foorinバージョンの動画は1億回再生中、30万の「いいね」、米津バージョンは2500万回再生の59万「いいね」という驚異的な高評価率を誇っています。歌う人が変わるだけでこれだけ雰囲気や曲の解釈が変わるのですね!
そのスポーツマンシップに世界が感動!甲子園フェアプレー
日本の夏といえば甲子園!今年第101回大会は令和初の記念すべき大会で大阪代表の履正社が石川県代表の星稜との激戦を制し、3年ぶり4回目の優勝となりました。毎年この時期は様々なドラマが生まれ、その度にSNSを賑わせますが、今回特にバズった トレンド動画といえばこちらです。
素晴らしい人間性!ボールが体に当たるが、「前屈みに避けてしまったので自分が悪いと思った」と相手ベンチ、捕手・投手・球審全員に頭を下げる!その直後に公式戦初ホームラン!花咲徳栄 菅原謙伸選手!
明石商業 対 花咲徳栄高校の試合でこの出来事は起こりました。1点を追う7回1死走者なしのどうしても塁に出たいこの状況でバッターボックスに立ったのは花咲徳衛高校の菅原選手。ピッチャーからの変化球が左肩をかすめ、審判がデッドボールを宣言しようとした時に菅原選手は自ら「自分の避け方が悪かった。デッドボールではない」と申告し、相手ピッチャーや相手ベンチに一礼をして謝罪をします。その次の打球が自身の公式戦初となるホームランを打ち同点に追いつくという素晴らしい打席を見せたのです。残念ながらチームは敗退してしまいましたが、このスポーツマンシップ溢れる行為に日本のみならず、海外からも賞賛の声が集まりました。アメリカのスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」ではその人間性を絶賛し、特集が組まれました。
一人の高校球児が生んだ感動の瞬間が SNS を通じて世界に連鎖していくのは、 SNS の素晴らしい一面ですね!
もはや学園祭レベル?「タピオカランド」が トレンド IN!
空前のタピオカブームですが、それに完全に乗っかった形でオープンしたのが「東京タピオカランド」です。
原宿jingに8月13日から9月16日までの期間限定でオープンしたこのイベントスペースはタピオカやスイーツが味わえる4つのショップやインスタ映えするフォトスポット、タピオカ関連グッズや謎解きアトラクションが楽しめるタピオカ好きには堪らない空間と銘打っていましたが、オープン前からネット上では、その商業精神を揶揄する人が多く 話題 となっていました。ではオープンしてからの評価はどうだったのでしょう?その低くなったハードルを見事に下回る出来栄えだったようで、実際に訪れた人からは「内装が学園祭レベル」「トイレなしで再入場不可で入場料1200円はぼったくり」といった意見が寄せられました。期間途中から改善され再入場が可能になり、トイレも行けるようになったようですが、一つしか設置されておらず、店に並ぶよりトイレ待ちの時間の方が長かったなんて方もいるようです。タピオカグッズもまた話題になりました。
タピオカランドが狂気すぎてふるえてる。タピオ缶バッジとかただの黒い缶バッジじゃねーか pic.twitter.com/Z1eVB5dlKQ
— シン・みなも𝄇 (@Iliyaisthebest) August 13, 2019
「タピオカンバッチセット」という商品はどう見ても黒い缶バッチが2個セットになっているだけのようにも思えますが、販売価格が300円ということに「消費者を舐めてる」という意見もありました。
インスタ映えスポットのボールプールや可愛いカラー背景のフォトスポットは意外と人気があり、ここで写真を撮ることを目的にやってくる方も多いようでインスタグラム(Instagram)では人気のフォトスポットとなっています。

タピオカランドは人気のフォトスポット?
消費の加熱と衰退のサイクルがめまぐるしい昨今ですが、もともとインスタ女子たちの影響で流行に火がついたことを考えれば、下火になっていくのもTwitterなどの評判が大きく影響しています。「トレンドを生かすのもSNS、殺すのもSNS」ということですね。
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2019年8月の トレンド まとめ
今月の トレンドまとめ読んで頂きありがとうございます!来月からもバズったツイートや 話題 になったYouTubeの動画やインスタグラムの投稿、Tik Tokの動画まで「これを見れば8月の SNS のトレンドが分かる」というコンテンツを幅広くまとめていきますので、是非ブックマーク、Twitterのフォロー、Facebookの「いいね」よろしくお願いします。
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