再生数が伸びない場合には動画の質だけではなく、様々な原因を調べ特定し、改善していく必要があります。そして、再生数が伸びない要因の一つがインプレッション数でもあります。
今回は、再生数アップには無視できない、YouTubeのインプレッション数について紹介していきます。
インプレッション数とは?
インプレッション数とは検索結果、関連動画一覧、登録チャンネル、急上昇などに動画のサムネイルがユーザーに表示された回数を示します。
ただし、表示された全ての動画がカウントされるというわけではなく、サムネイルの50%以上が1秒以上表示されることではじめて1インプレッションにカウントされます。
インプレッション数の確認方法
インプレッション数を確認するのに面倒な工程はありません。
1.YouTubeスタジオを開く
2.メニュー内にある「コンテンツ」から「アナリティクス」を選択
3.リーチタブを選択
リーチタブ内に視聴回数、インプレッションクリック率、ユニーク視聴者数と共にインプレッション数という項目があり、インプレッションの数値を確認することができます。
トラフィックソースの確認
トラフィックソースとは視聴者が動画に辿り着くまでの経路を示すものになります。
リーチタブではトラフィックソースの種類(視聴者が動画を見つけた方法)という欄があり、流入経路が円グラフで表示されているため、インプレッション数と一緒に確認するのがマストです。
トラフィックソースのメインとなる種類は以下になります。
ブラウジング機能:YouTubeのトップページ、ホーム画面でのオススメ、急上昇、後で見る
関連動画:動画再生時の横、再生後に表示される関連動画、説明欄からのリンク
YouTube検索:YouTubeの検索窓を利用した検索結果後からの流入
チャンネルページ:チャンネルページからの再生
YouTube外:Google検索結果、SNSからのリンクなどの外部
インプレッション数を上げる戦略
ユーザーの目に触れなければ再生につなげることはできないため、インプレッション数を意識したチャンネル運用が大切となってきます。
そして、インプレッション数を上げるためにはYouTube側に評価されることがポイントとなってきます。
VSEOの意識
視聴者が検索しそうなワードをタイトルや動画の説明欄に入れておくことで、単純にヒットしやすくなり、視聴される可能性が高まります。
そして、タイトルや動画説明欄に加えカテゴリー分けとして強い役割を持つタグにキーワードを設定することで、キーワードと動画との整合性を高めることができ、YouTubeから良い動画と判断される傾向にあります。
YouTube側の高評価は動画の露出増加に作用するため、インプレッション率を高めたいのであれば動画を象徴するようなキーワードは、タイトル、動画説明欄、チャンネル概要欄、タグなどに必ず設定するようにしましょう。
ただし、キーワードが多すぎたり、動画と関連性の薄いキーワードを設定してしまうと動画との整合性が低くなり、YouTubeから評価されない可能性が高まりますので注意しましょう。
魅力的なサムネイル作成
サムネイルはインプレッションよりもクリック数に影響があるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、間接的に繋がりを持ちます。
先ほども触れましたが、インプレッション数を上げるためにはYouTubeから高い評価受ける必要があり、再生数も評価を高めるためのポイントです。
そして、動画を探す中でユーザーの視覚に大きくアピールするのがサムネイル。サムネイルはYouTube動画の再生数に大きく寄与する部分となります。再生につながるような視認性に優れ視聴者の興味を惹くようなサムネイルを作ることで結果的にインプレッション数に結び付くのです。
視聴者維持率を高める
視聴者維持率とは、ユーザーが動画をどれくらい視聴し続けたを示す指標になります。
ユーザーが離脱することなく視聴し続けてくれる動画は、再生数と同様にYouTubeからも良質な動画と判断されることになります。そのため、動画編集であったり、トークテンポを意識するなどして視聴者を飽きさせない動画づくりも意識しましょう。
企画の事前リサーチ
あらゆる対策を行っても、そもそも検索する人も視聴する人も少ない需要の低い企画内容ではインプレッション数も再生数も伸ばすことはできません。動画を制作する前に同企画を扱っている動画が伸びているかのリサーチも大切です。
また、伸びている動画でも流行から外れると伸びづらい傾向にありますので、トレンドを押さえつつオリジナリティの高いコンテンツを作り上げましょう。
継続した動画のアップロード
古い動画よりも、新しい動画の方がおすすめ欄に乗りやすいという特徴があります。そのため、新作動画のページ内で再生リストのリンクを貼付することで過去動画の再生回数のアップも狙うことができます。
また、関連動画として古い動画が表示されれば、他の動画のインプレッション数にも影響を与えることになります。積極的に活動しているチャンネルはYouTubeから良い評価を得やすくなるというメリットもありますので、投稿頻度を意識した運用も重要なのです。
インプレッション数を意識した動画制作では、クリック率、再生回数、視聴者維持率がポイントとなってきます。アナリティクスで確認する事が可能となりますので、インプレッション数を共に確認し、チャンネル改善に役立てていきましょう。
まとめ
ユーザーの目に留まらなければ動画が視聴されることはありません。
そのため、インプレッション数は大切となってくるのですが、インプレッション数を上げるためにはVSEO対策とユーザーが満足する動画を作りYouTube側に良い動画として評価されることがポイントとなってきます。
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YouTubeの概要欄に書く内容とは?再生回数アップに繋がるポイントまとめ
【YouTube】再生回数アップに繋げるサムネイル画像作成のコツ
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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