地道に配信するだけでは登録者を増やすことが難しいYouTube。そんな時にチャレンジして欲しいのが、配信者と視聴者の距離が近くなる参加型の動画生配信です。今回は、視聴者参加型YouTubeライブ配信。動画作りのテクニックについて紹介していきます。
登録者の少ないYouTuberがライブ配信に挑戦するメリット
ライブ配信は、配信者と視聴者が濃いコミュニケーションを行えるのが魅力です。
応援されたい配信者にとっては視聴者の生の声を聞ける場所であり、応援したい側にとっては気持ちを伝えリアルタイムで反応が見られる場所でもあるため、お互いの欲求を満たせるwin-winの場所とすることのできるコンテンツです
ですが、人気が増すにつれてコメントの流れるスピードが速くなり、コメントが拾われる確率が下がってしまうため、今までのスタイルに好印象を抱いていた古参ファンの中には寂しさを感じる人もいます。
また、コメントを読んでもらうためにスーパーチャット(スパチャ)を投げるという方法もありますが、視聴者にとっては負担となり、離れてしまう視聴者も少なからずいます。
これからという若手や中堅の人ほどユーザーと距離の近い配信を行うことができるため、登録者数を増やせる可能性があるコンテンツの一つと言えるでしょう。
ライブ配信から登録者を増やす流れ
ライブ配信で視聴者や登録者を増やすためには興味を持ってもらい、足を運んでもらわなければなりません。そのため、取り込みたいターゲット層に合ったテーマ、興味を抱かせる内容というのはオンデマンド配信と変わりありませんが、訪問してくれたユーザーを足止めするための盛り上がる配信を心掛ける必要があります。
そして、アーカイブを残し「参加したい」とユーザーに思わせることが出来れば、ライブ配信に来てくれる視聴者が増え、登録者の確保につながるでしょう。さらにSNSで拡散される頻度が上がれば視聴者数が増えるサイクルを作り上げることができます。
また、生配信はオンデマンド配信よりも長時間になることが多くなるため、切り抜きチャンネルを作りたいというファンが現れたり、YouTubeショートの活用をするといった視聴者を増やすための手段の幅も広がるでしょう。
視聴者を巻き込む配信テクニック
ライブ配信はダラダラと行うだけでは面白くありません。1時間をあっという間の時間に変えてくれる面白い配信者は、視聴者参加型のライブ配信の醍醐味を存分に引き出すのが上手な人です。
ライブ配信の魅力は視聴者とリアルタイムを共有できるという点になります。そのため、いかに視聴者を巻き込める配信が行えるかがポイントになるのです。
コメントへの挨拶に反応する
コメントする人の多くは、訪れた際に挨拶する人が目立ちます。ここで挨拶を返すだけではなく、名前をプラスして挨拶することがポイントになります。名前を呼ぶことで自分を認識してもらえている、興味を持ってもらえていると好印象を与えることになり、相手の名前を呼ぶという行為はビジネスシーンでも用いられるテクニックとなるためオススメです。
また、夜の配信の場合には寝る前の挨拶をする人もいます。おやすみの挨拶に加え余裕があれば名前を呼びつつ感謝の気持ちなども加えるとより印象が良くなります。
質問のやり取りで会話を広げる
トークが苦手な人でも話題を切らすことなく会話を進行できるのが質問です。視聴者に質問を募るだけではなく、自分も質問を投げかけることで視聴者が参加しやすい環境が作れます。
ただし質問に頼り過ぎてしまうと、質問と回答がくるまでに沈黙の時間が多くなり、視聴者の熱が冷めやすくなってしまうので要注意です。
思わずコメントしたくなるツッコミ要素
トークスキルで楽しませることも大事ですが、時には視聴者がツッコミたくなるようなポイントを作るのも欠かせません。トーク中心の配信であれば炎上しない程度に冗談を言うのも良いですし、ボケてみるのも良いでしょう。
ゲーム実況であれば、予期せぬハプニングが多くなり視聴者のツッコみどころを作るチャンスで溢れていますので、少しオーバー気味にリアクションしてみるとフレンドリーさが増していいかもしれません。
初コメに反応する
今まで支えくれた古株さんも大切ですが、これからの新規視聴者を獲得するためには、相手からの初アクションというチャンスを逃さないことが大切です。
チャットに「初コメです」「初めてコメントします」と書いているユーザーには、アイコンや名前に触れ話を広げたりすると良いでしょう。
まとめ
視聴者参加型のYouTubeライブ配信は、リアルタイムのやり取りが魅力となります。この魅力をいかに活用できるかが新規登録者、視聴者獲得に影響してきます。
また、コメント馴れしているユーザーは気軽に絡みに来てくれますが「コメントしたいな」と機会を伺っている人もいます。様子見しているユーザーの背中を押し、いかに巻き込めるかがカギとなりますので、話しやすい雰囲気作りが大切です。
登録者が少ない人ほど、画面越しで濃厚なコミュニケーションを行えるチャンスでもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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