チャンネル登録者や、再生回数が増えるタイミングの一つが、100本の動画投稿と言われており、100本投稿を目指して動画制作を行う人も多いでしょう。
今回は、YouTube動画の100本投稿が一つの目安となる理由について紹介していきます。
100本投稿が一つの目安となる理由
YouTubeには膨大な数の動画が投稿されておりライバルも多いため、ファンも少なく、チャンネルの知名度の低い初心者が動画投稿を行っても、爆発的に再生数が伸びるというのは稀でもあります。
コツコツと地道な投稿が不可欠となってきますが、動画が伸びるタイミングの一つとしてよく言われているのが100本の動画のアップロード。
その理由についてまずは見てみましょう。
動画の質が上がる
YouTubeで動画を視聴されるためには、動画の構成、撮影の方法、編集技術、サムネイル、タイトルなど、質が良いということが条件でもあります。
初心者は不慣れな作業を手探りで行っていくため、動画の質について把握できておらず、動画を公開するのに手いっぱいという人も少なくありません。
ですが、100本の動画投稿をこなすことで、動画の企画考案から、編集作業まで慣れてくるという人が大半です。慣れてしまうことで雑になってしまう人もいますが、余裕が生まれることで企画を見直したり、ユーザーにとって見やすい構成や編集について考えられるようになり、徐々に動画の質は向上していきます。
ライバルの減少
YouTubeは誰でも簡単に動画を投稿できるプラットフォームですが、再生数が伸びずに挫折してしまう人も多く、継続するというのは簡単ではありません。
そのため、自動的にライバルが減っていくというのも、自分のチャンネルの再生数が伸びる要因の一つと言えるでしょう。
データと知識の蓄積
質の向上と似ているのですが、失敗を繰り返すことで、どの動画の伸びが良く、どの動画が不人気かという把握できるようになってきます。
また、分析ツールとなる「YouTube Studio」にデータが蓄積されることで、インプレッションクリック率、視聴者維持率、流入経路、視聴者層といった再生数を伸ばすために必要な分析を行えるようになり、再生数を増やせる動画を制作できるようになってきます。
チャンネルの方向性が定まる
始めは大まかなジャンルを決めていても、扱うテーマに統一感が持てていないという人も少なくありません。また、ジャンルの幅が広すぎて、視聴者を上手く取り込めていないという人もいます。
TikTokやInstagramで活躍する有名なインフルエンサーであったり、すでに多くファンを抱えている人気YouTuberなどは、熱狂的なファンも多く「動画の内容」よりも、チャンネル主を見たいと思う人が多いため、エンタメ系YouTuberがゲーム実況をおこなったり、歌い手がペットを紹介するといった動画を投稿しても再生数が伸びる傾向にあります。
ですが始めは、誰が投稿しているかではなく、どんな動画が投稿されているかが大事となるため、方向性が決まっておらずバラバラな動画のジャンルを投稿してしまうと、チャンネル内の回遊性も見込めず、総再生数が伸び悩むことになります。
そのため、動画投稿100本を行う間に試行錯誤の末、チャンネルの統一感が生まれることで、再生数もついてきやすくなってくるのです。そして、ファンが増えることでTwitterの拡散といったYouTube外のSNSからの流入も見込めるのも一つと理由と言えます。
無理は禁物となる目標の設定
いきなり100本投稿を目標としてしまうことで、何でも良いから投稿しようといった本数に意識が持っていかれてしまう人も少なくはありません。そうすると「自身のチャンネルを分析したり、ライバルチャンネルをリサーチするよりも動画制作に時間を充てたい」「編集は手を抜こう」といった考えが生まれ、一向に動画の質が向上しないであったり、以前よりも質が低下してしまうといったことが起こり得ます。
先述した通り、100本の動画投稿が再生数や登録者が増える一つのタイミングと言われる理由には、質の向上、知識の蓄積が含まれています。大切なポイントを蔑ろにしてしまうと当然再生数や登録者数は付いてきません。
収益化達成までの期間を決め逆算して1週間の投稿数や月の投稿数を決めていくことも大切となりますが、プレッシャーが掛かり焦ってしまうような目標を設定するのはオススメできないのです。
負担となればYouTube自体を辞めてしまう可能性もあるため、確実にYouTuberとして成功できる道を辿れるような段階的な目標を設定していきましょう。
まとめ
YouTube動画の100本投稿が聴者数や登録者数が増える一つの目安と言われていますが、誰でも増やせるというわけではありません。100本を投稿するまでの過程が大切となりますので、本数に囚われないように成長につなげられる投稿を重ね成功を目指していきましょう。
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登録者数・再生数UPのためには概要欄の書き方やチャンネルアートの作り方にこだわることも大切です。下記のブログにまとめてありますので、ぜひチェックしてくださいね!
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【YouTube】再生回数アップに繋げるサムネイル画像作成のコツ
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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