昨年の 流行語 大賞は皆さんチェックされましたでしょうか?2018年の流行語大賞も様々な分野からノミネートが選出され、2018年の世相を振り返りました。今回はSNS MARKET目線で2018年のSNSを賑わせたワードを特集しつつ、2019年バズるワードも予測していきたいと思います!
流行語 大賞は「 そだねー 」
2018年の 流行語 大賞 に輝いたのは「 そだねー 」でした。日本の女子カーリングチームが平昌オリンピックに出場した際、試合中に同フレーズなどの北海道方言を多用したことから一般に浸透していきました。「氷上のチェス」と呼ばれるカーリングの緊張感あふれる試合の場面で、チームメイト同士で戦術会議をしている際に「そだねー」と相槌を打つ様子が「癒される」と言われてバズりました。日本中の注目を集めた代表チームは日本国民の応援もあってか見事、銅メダルを受賞するに至りました。
Twitterにおいて「そだねー」は友人に返信する際などに使用するのに使いやすいのが 流行語 に選ばれた理由でしょう。さらに絶妙に標準語に近い北海道弁に、遠い北海道の娘たちが海外で大躍進していることに親近感が湧き、応援したくなって多用されたのでしょう。他にも彼女たち発信の「もぐもぐタイム」「おやつタイム」といったワードも共に流行りました。スポーツの現場においてここまで自分たちの作戦を大声で相談しあう競技も珍しいですが、選手の試合後のインタビューなどではなく、試合中のワードが 流行語 に選ばれることも珍しいですね。
2018年 流行語 「半端ないって 」
こちらのフレーズもスポーツの現場から選ばれた 流行語 ですが、2009年の全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で対戦し、敗れた滝川第二のDF(主将)が試合後に「大迫、半端ないって! あいつ、半端ないって! 後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通」と発言した映像がテレビで放送されたことに始まっています。この時から約10年経った、FIFAワールドカップ2018年ロシア大会の場において大迫選手の活躍とサポーターの掲げたフラッグが相まって再び話題になりました。
普通、涙であふれる試合後のロッカールームですが、この時は涙と笑いに包まれています。当時の監督の「俺握手してもらったぞ」までがワンセットですので是非チェックしてみてください。
こちらも汎用性が高く使いやすいフレーズだった為、Twitterでバズりましたね!
日清ではパロディCMも作成されました。スポーツの世界から明るい 流行語 が続きますね
2018年 流行語 「#MeToo」
こちらのワードは完全にTwitter発信のSNS用語の 流行語 です。「私も」を意味する英語にハッシュタグをつけたこのワードは女性がセクハラや性的暴行を受けた被害体験を告白・共有する際に使用されました。ことの発端は2017年にニューヨークタイムズが映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラを告発したことに始まります。その後、アリッサ・ミラノが同様の被害を受けたことのある女性たちに向けて「#MeToo」と声を上げるようツイッターで呼びかけてことにより世界的な告発運動に展開していきました。この告発運動により俳優のケヴィン・スペイシーやモーガン・フリーマン、果てはトランプ大統領まで告発され辞任騒動に至りました。
日本においては財務省の福田淳一事務次官が、女性記者に対して性的に不適切な言葉遣いをしたという疑惑を指摘され、辞任を表明しました。この一件は日本における#MeToo 運動の起点になるかもしれないと予想されておりました。しかしながら、日本においてはセクハラに対する訴えが深刻に受け止められると考えている女性があまりに少ない為、セクハラ被害を訴え出ることによって自分たちのキャリアに傷がつくと恐れているようです。自身のレイプ被害を告白した伊藤詩織さんはオンライン上で「売春婦」や「ハニートラップ」と批難されたり、脅迫されたりして日本に居づらくなってしました。
同じSNSでも海外と日本ではそのアクションやリアクションが全然違ってしまうのが興味深いですね。いずれにしても、こちらのワードがバズったことに代わりはないでしょう。
その他の受賞ワードと2019年の 流行語 予想
2018年の 流行語 大賞はその他に「eスポーツ」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」など主にテレビ界からの発信が多かったようです。
やはりテレビというメディアの影響力は凄まじい物ではありますが、SNSと相互に盛り上がっていく時代でもあります。
SNSとTVを分けて考えること自体、もう時代遅れなのかもしれません。
最後に2019年に流行りそうなネタ一覧です。
○新元号系・・・「平成最後の??」のように「??最初の〜〜」といった表現が流行るでしょう
○渋谷再開発系・・・渋谷スクランブルスクエア、東急プラザ、渋谷PARCOが今年再オープンすることで若者が集まり、インスタ映えスポットが溢れるでしょう
○日本初上陸系・・・スターバックスリザーブロースタリー、ハレクラニ、デカトロンといった海外ブランドやコンセプトがSNSを賑わせるでしょう
○映画系・・・メリーポピンズ、ダンボ、アラジン、ライオンキング、アナ雪、トイストーリー、キャプテンマーベル、アベンジャーズ、スターウォーズなどなど人気シリーズ最新作やリメイクなどが目白押し
○スポーツ系・・・ラグビーW杯、東京五輪直前、パーソナルフィットネスなど
今回ご紹介したネタはほんの一部です。気になったワードは当ブログで随時紹介していきますので是非チェックしてみてください。
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