コロナの影響により自宅で過ごす時間が増え、アニメや音楽チャンネルの登録者数が伸びた一方で、自宅学習を余儀なくされた学生の勉強サポートとなるYouTube動画視聴回数も増加。その中で「とある男が授業をしてみた」チャンネルをオススメします。
生徒に寄り添った先生的存在
本来であれば学校での授業を受けられていた期間が、コロナの影響によって自宅での学習を余儀なくされ、なかなかはかどらないといった子供達や、少しでも勉強に励んでもらいたいといった親御さんも少なくなかったでしょう。
通っている学習塾や総合塾でのオンライン学習を取り入れ過ごすことができた学生もいたことでしょうが、金銭的に塾に通うことや有料学習を取り入れられない家庭もあります。所得格差によって学習したいのに、学べないという子供を減らすという目的で開設されたのが「とある男が授業をしてみた」チャンネル。
運営者の葉一さんがチャンネル開設したのは2012年。
今でこそ、中田敦彦YouTube大学や予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」。ICHIRO ENGLISHや最近ではカズレーザーさんのカズレーザーの50点塾といった、学習者向けのチャンネルが増えましたが、当時は講義や授業を無料で投稿する人はほとんどいなかった状況でした。
そんな中で個別指導塾での講師の経験を活かし、学びたい子供達のために無料授業の配信を開始したのです。
「とある男が授業をしてみた」チャンネル配信動画
授業内容は、主に小学生・中学生・高校生の数学となっておりますが、試験を控える社会人のやり直し学習としても取り入れられています。高校(数Ⅱ)【式と証明】や、中2-数学3【一次関数】といった具合に再生リストで分かれているため、自身が学びたいところをピンポイントで学習することが可能です。
また、内容も分かりやすいと好評ではありますが、授業だけではなく、いじめや志望校選びといった学生が直面する問題へのアドバイスといった動画も投稿しており、生徒を思ってくれる先生的存在が人気を集めている理由でもあります。
悔しい思いをしている子供達に向けたメッセージ。葉一さんのまっすぐで一生懸命な言葉に、今まで涙をこらえていた子供達の素直な言葉をコメント欄で見る事ができます。
【大会やコンクールが突然無くなってしまったあなたへ】
親御さんに宛てたYouTube動画では、親御さんが勉強に励む子供との接し方や子育てについて改めて考えさせられます。また、コメント欄では親が直接聞くことのない子供達の考えを知ることもでき、心締め付けられる思いを抱くと共に、子供とのコミュニケーションについて見直すいい機会となるでしょう。
【親の言葉がナイフのように飛んでくる【はいちのだらだラジオ/第302回】】
【親は子どものために何ができるのか【はいちのだらだラジオ/310回】】
まとめ
頑張っている学生の味方。頑張る学生と共に歩む親の味方。
「とある男が授業をしてみた」は、学習面でもメンタル面でも支えてくれるチャンネルです。SNSでは誰かを誹謗中傷したりと、デメリットが目立ってしまうけれど、子供も大人も成長させてくれる素敵な場所もあるというところは忘れてはいけません。
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