Instagramの著作権とは？投稿時のポイントと注意すべきこと

画像や動画を投稿できるInstagramは、著作権の問題がつきものです。

とはいえ、一体どのような行為が具体的に著作権に抵触してしまうのか知らない、という方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、Instagramにおける著作権違反とはどのような行為を指すのか？投稿時に何に注意すべきなのか？という点を詳しく解説していきます。

Instagramにおける著作権違反とは？

Instagramで著作権違反となる行為で最も多く見られるのが、「他人が撮影した画像を自分のアカウントで投稿する」というものです。

他人が投稿した写真をそのまま使用するのももちろんNGですが、他人の画像の色味を変える、文字を加えるという形で加工をしても、同様に著作権違反となるため注意が必要です。

一見、手を加えて加工しているためOKのように思われるかもしれません。

ですが、著作物は自分の意に反して勝手に改変してはならない「同一性保持権」という権利があります。そのため、他人が勝手に加工して投稿する行為も著作権に抵触してしまうのです。

また、Instagramで見かけた画像をスクショして、自分のブログに転載するという行為もNG！

画像はもちろん、動画や文章など、創作物と認められるものを勝手に使用すると、すべて著作権違反となってしまうため注意が必要です。

Instagramで著作権を侵害するリスク

Instagramで著作権を侵害した場合、ユーザーからInstagramの運営に通報、報告される恐れがあります。

そうなると、運営側から著作権侵害で通報されているため、該当の投稿を削除するよう指示が入り、該当の投稿が自動的に削除されます。

直接ユーザーから著作権侵害だと指摘された場合、無視してしまうと損害賠償請求など、大きなトラブルに発展する可能性があります。

この場合は、迅速に謝罪し、該当する画像を削除するなど、真摯に対応するようにしましょう。「他人の画像を使ってもバレない」と思われるかもしれませんが、過去には実際にユーザーから指摘され、訴訟に発展したケースもあります。

当然のことながら、問題が大きくなればなるほど、投稿者はユーザーからの信頼を失います。法人でアカウントを運用している場合などは特に、社会的な信頼も失墜する原因となってしまいます。

著作権侵害をしないことが最も大事ですが、万が一、してしまった場合は問題が大きくなる前に真摯かつ迅速に対応するようにしましょう。

Instagramの他人の画像を使用したい場合の対処法

Instagramで著作権侵害のリスクを避けるためには、次のような対策を行うのがおすすめです。

・リポストする

Instagramで他人の投稿を自分の投稿でもシェアしたい場合は、「リポスト」という機能を活用するのが良いでしょう。

ですが、Instagramの公式アプリでリポストできるのはストーリーズのみ。フィード投稿でリポストしたい場合は、外部のアプリが必要となるので、あらかじめダウンロードしておきましょう。

公式アプリでリポストする手順は次の通りです。

• リポストしたい投稿の画像や動画の下にある紙飛行機のアイコンをタップ
• 一覧に「ストーリーズに投稿を追加」が表示されるので選択
• ストーリーズ画面の右下「→」を選択

※編集したい場合は、通常のストーリーズと同様に文字の入力などができます。

フィード投稿にリポストしたい場合は、無料でインストールできるアプリ「Repost For Instagram」を活用するのがおすすめ！

気になる方はぜひこの機会にダウンロードしてみてください。

ただし、リポストしたい場合は、トラブルを防ぐためにも投稿者に必ず許可を得るのがおすすめ。許可を取った後は、リポスト投稿のキャプションに投稿元の名前を入れる、メンションを入れるなど、投稿者に配慮するようにしてください。

また、リポストでは元画像を編集することもできますが、こちらもあまり手を加えない方が良いでしょう。

・ブログに載せたい場合は埋め込み機能を活用する

外部のブログにInstagramの画像を使用したい場合は、埋め込み機能を活用する方法があります。

この方法は「引用」と見なされることが多く、Instagramの利用規約上も問題ないとされています。

ただし、埋め込んだ画像の元々の投稿者が仮に著作権違反をしているというケースも考えられるため、同様に注意が必要。

埋め込みで画像を使用したい場合も、投稿者にDMなどを送ってあらかじめ許可を得ておくと安心ですよ。

このように、他人の写真を使用したい場合は、あらかじめ許可を得ておくこと。

また、自分の画像を無断で使用して欲しくない場合は、自分の画像だとわかるようにロゴや企業名を入れておくと良いでしょう。

まとめ

Instagramで著作権違反をしてしまうと、Instagramの運営側から通告を受けたり、訴訟に繋がる恐れがあります。

このようなリスクを避けるために、他人の画像や動画を無断で使用することは避けましょう。他人の画像を使用したい場合は、リポストや埋め込み機能を活用するのがおすすめ！

その際もトラブルを防ぐために投稿者の許可を得るようにしてくださいね。

この記事の執筆者：SNSアドバイザー さきぽん

SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください！
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