最近、YouTube(ユーチューブ)を始める方が増えています。
SNSで自分の趣味や得意なことを発信しながら、その延長でお金を稼ぐことを目指す方もいることでしょう。
しかしながらYouTubeを始めても、そう簡単に再生回数やチャンネル登録者が増えないというのがYouTubeの難しいところです。
そこで今回は駆け出しのユーチューバーでも再生回数や登録者を伸ばす強力な武器となるTikTokに注目してみました。
TikTok(ティックトック)から上手に誘導する方法や使い方について紹介していきます。
なぜYouTuberでもTikTokに力を入れるべきなのか
TikTokとYouTubeはどちらもユーザーが自由に動画を投稿し、それを視聴しあって楽しむサービスです。
しかしながら、同じユーザー参加型の動画配信サービスでも細かな違いがたくさん存在します。
その違いこそがTikTokに力を入れるべき理由です。1つづつ解説していきます。
YouTubeとTikTokの動画の時間
YouTubeとTikTokの1つ目の違いは動画の尺の違いです。
YouTubeで投稿できる動画の時間とTikTokで投稿できる動画の時間には違いがあります。
YouTubeでは数時間に及ぶ長時間の動画を投稿できるのに対し、TikTokでは15秒から長くても1分までしか動画を投稿できません。最近、最大10分までの動画をUPできるようになりましたがショートムービーが一般的です。
YouTubeを見ようと思った時、ある程度まとまった時間が必要なのに対し、TikTokは信号待ちや電車を待ってる間などのちょっとしたスキマ時間に見られているということが想像できます。
つまりYouTubeに比べるとTikTokの方がコンテンツを見てもらえる頻度(タッチポイント)が多いということです。
コンテンツとのタッチポイントが多いことでより多くの人に見てもらうチャンスがあります。
例えるならYouTubeが映画の本編だとしたらTikTokは予告編のようなものです。
映画館でしか見ることができない映画よりも、映画館はもちろん、TVやネットの広告で流れる予告編の方が触れる機会が多いという道理です。
たった数十秒で人を惹きつけることができなければ、実際に本編を見てもらうことはできません。
YouTubeのコンテンツをTikTok尺へ編集し、「続きはYouTubeへ」といった具合に流入を促すことができれば自然とチャンネルへの視聴へと繋がります。
TikTokでしっかりと自分の動画を宣伝し、YouTubeチャンネルに興味を持ってもらいましょう。
TikTokのおすすめ欄には誰でもバズれる可能性がある
2つ目の大きな違いはおすすめ欄の存在です。YouTubeを起動すると、登録しているチャンネルの最新の動画やその関連動画が目につきやすい位置に配置されています。
一方、TikTokではアプリを起動すると広告表示後、どんなユーザーでも必ず「おすすめ欄」が表示されます。
YouTubeにももちろん「あなたへのおすすめ」という項目がありますが、基本的にはユーザーが登録しているチャンネルの過去の動画であることが多いです。
それに対し、TikTokのおすすめ欄で表示される動画はユーザーの興味関心が高い動画か、鮮度の高い動画、とにかく今バズってる動画の3種類があります。
TikTokでは時々、コメントもいいねもついていない上、これまで興味を持ったこともないような動画をおすすめ欄に掲載してくることがあります。
これは投稿されたばかりの鮮度の高い動画の時に起こります。
どんなユーザーでも動画を投稿してさえしていれば、そのクオリティに関係なくおすすめに乗るチャンスがあるのです。
YouTubeは既にチャンネル登録している人たちがどうしても有利になってしまい、視聴するコンテンツが固定的になるのに対し、TikTokはおすすめ欄が存在することでフェアで開拓的な要素が大きいのです。
TikTokを起動しておすすめ欄だけ見てアプリを閉じてしまった経験はありませんか?
TikTokはどこの誰が投稿していようとコンテンツさえ面白ければ、ある程度バズることができます。
一方でYouTubeはどんなチャンネルの動画なのかの比重が大きいです。
その為、YouTubeは「人」を楽しむプラットフォームなのに対し、TikTokは「コンテンツ」を楽しむプラットフォームであると言われています。
つまり面白いコンテンツを作ることができれば、誰でも集客するチャンスがあり、人気の順位をひっくり返すことができるのがTikTokなのです。
【人気記事紹介】TikTok(ティックトック)収益化と事前準備についての最新情報
TikTokのUIはYouTubeの登録者を増やしやすい
駆け出しYouTuberがTikTokに力を入れるべき3つ目の理由はTikTokアプリのUIです。
UIとはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略で、簡単に言ってしまえば、アプリやスマホの使いやすさのことです。TikTokのUIはYouTubeやInstagramといったその他の人気SNSと比べ、別のアプリに遷移しやすいのが特徴です。
例えばInstagramのプロフィール欄にはURLの外部リンクが一つしか添付できないのに対し、TikTokではInstagram,YouTube,Twitterのリンクがデフォルトで設定できるようになっています。
この設定をしておくだけであなたのTikTok動画の投稿に興味を持ったユーザーはたった2タップであなたのYouTubeチャンネルにたどり着くことができるのです。
誰でも平等にバズるチャンスがあるTikTokのプロフィールでYouTubeのアカウントのリンクの設定をしておき、興味を持ってくれたユーザーをしっかりと囲い込むようにしましょう。
TikTokを有効活用しているYouTuber紹介
ここからは、もともとTikTokで人気に火がついた、ティックトック出身のYouTuberやどのようにTikTokを活用しているのかを紹介していきます。
大人気 恋愛系TikToker にたまご
恋愛や心理学について話すティックトッカーは何人かおりますが、その中でも特に人気なのが、にたまごさんです。しっかりとした学術的知識に基づいて解説しているというだけでなく、そのとっても可愛らしい容姿からもファンになる人が多く、フォロワーを増やしていきました。恋愛テクニックを細切れの動画ではなく長尺で見たい方がYouTubeの登録に至っています。
TikTokアカウント:@_nitamago
フォロワー数:33万人
YouTubeチャンネル:にたまご
チャンネル登録者数:49万人
小粋な一言を添えた猥談で人気 佐伯ポインティ
度重なる垢BANにも負けずに登録者やフォロワーを増やした佐伯ポインティもTikTokで知ったという方が多いのではないでしょうか?視聴者からの実体験などを受付けてそれに対してコメントしていくスタイルですがTikTokではその1つ1つの投稿しか見れませんが、YouTubeではそのまとめをUPしています。
よくあるTikTokからYouTube誘導の失敗例で、「ショート動画だから面白かった」というパターンがあります。
尺が短いことでテンポが良く、盛り上がったところだけの切り抜きを見たい層はYouTubeの長尺の動画を見ると途中で離脱してしまい、結果的にYouTubeの視聴維持率を下げ、動画の評価を下げる結果を産んでしまいます。
その点、ポインティさんの動画はTikTokのショート動画をまとめただけなので、TikTokとYouTubeのコンテンツの差異が少ないです。そういった部分もYouTubeで成功している秘訣でしょう。
TikTokアカウント: @saekipointy
フォロワー数: 94.6万人
YouTubeチャンネル: 佐伯ポインティのwaidanTV
チャンネル登録者数: 85.1万人
ナンパテクはYouTubeでも健在 Genki.jp(ゲンキジャパン)
街中でのドッキリやナンパ企画が見ていて楽しいゲンキさん。白昼堂々と行われるナンパテクは仕込みじゃないかと疑いたくなるほどの成功率ですが、ゲンキさんのおもしろかっこいい雰囲気なら納得ができるかも?もっと見たくなるようなTikTokの使い方で確実にYouTubeでもチャンネル登録者を増やしております。
TikTokアカウント: @genki.jp
フォロワー数: 55.6万人
YouTubeチャンネル: Genki.jpゲンキジャパン
チャンネル登録者数:35.3万人
人気YouTuberのTikTokの使い方として本編の動画を短尺に編集した「予告編」として使うタイプと本編を撮影している合間に撮れた日常などの「舞台裏」タイプが多いようです。皆さんはTikTokどう活用しますか?
YouTubeの登録者を増やす為にTikTokでおすすめに乗る方法
最後におすすめサービスの紹介です。TikTokのおすすめに乗るためには様々なテクニックがありますが、以前記事[TikTokでおすすめに乗る方法]にまとめましたのでそちらを参照していただければと思います。ただTikTokでバズってからYouTubeの登録者に結びつけるというプロセスが面倒だったり、イメージがつかないという方には、手っ取り早く収益化基準を達成するためのに作られたSNSMARKET.JPのYouTube収益化セットがおすすめです。再生回数やチャンネル登録者数をまとめて伸ばすことができるお得なセットとなっておりますのでぜひチェックしてみてください。
(投稿日2020年4月30日 最終更新日2022年5月31日)
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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