YouTube動画で欠かせないと言っても過言ではない「効果音」。他には「音響効果」や「SE(Sound Effect)」などとも呼ばれています。
効果音は動画を盛り上げてくれたり、主張したいシーンを際立たせてくれる役割があり、うまく取り入れれば視聴者をグッと動画に惹きつけることができます。
今回は、初心者の方でも使いやすい、YouTubeでよく使われるフリーで使える効果音のサイトや、実際に効果音を動画に入れる時の注意点とポイントについて詳しくご紹介していきます。
YouTubeでよく使われる効果音やフリーのサイトは?
今回ご紹介するサイトは、すべて無料で使うことができる効果音のフリーサイトです。これからYouTubeを始めようと思っている方や、どのサイトを使って良いか分からないという方におすすめのサイトです。いずれも無料ですが、使用するにあたっての注意事項などをよく読んでから使うようにしましょう。
多くのYouTuberが利用しているフリーの効果音サイトで、多彩なジャンルの効果音をダウンロードすることができます。YouTuberの使用頻度が高いのは「演出・アニメ」の音源で、どの効果音も使い勝手が良いものばかりです。とにかく数が豊富なので、色々聞き比べて動画やチャンネルの雰囲気に合った効果音を探してみてください。
無料の効果音を1,940音も揃えている人気のサイトです。
項目別に見やすくなっているほか、音声はどれも少しリアル感があるのが特徴です。
- YouTubeオーディオライブラリ
こちらはYouTubeが提供している音源で、YouTuberなら誰でも自由に使うことができます。
1分以上の音楽が豊富で、ポップやロック、ヒップホップなど音楽のジャンルも多種多彩。公式サイトでは「ファンキー」や「ハッピー」といった音源をイメージとしたムードも表示されているので、チャンネルの動画に合った音源を探しやすくなっています。
効果音ラボと運営が同じフリーサイトですが、スタンダードな効果音が多い効果音ラボと比べると、「筋肉がきしむ音」「肩の骨を鳴らす音」「大根を食べる音」など少しニッチな効果音が多いのが特徴です。
効果音ラボでイメージしたような音が見つけられなかったという方は、効果音辞典で探してみるのも良いかもしれません。
BGMやジングル、効果音などが豊富にあるOtoLogic。
音源にはキーワードや使用例なども載っているので、どのような動画に入れるのが適切か分かりやすくなっています。BGMのジャンルがかなり豊富なので、BGMを探している方は一度チェックしてみてください。
また、OtoLogicの音源を使用する時は、概要欄に「OtoLogic」のクレジット表記をする決まりとなっています。利用する場合は忘れずに行うようにしてください。
効果音を入れる時の注意点とポイント
続いて、効果音を実際に入れる時の注意点とポイントについてご紹介していきます。
これから効果音を探す方は、こちらもチェックしてみてください。
- 著作権の違反にならないか?
効果音を使う時は、著作権に注意が必要です。
もし音源の著作権が製作者や企業にある場合、無断で使用すると動画の公開が止められるだけではなく、損害賠償請求されるリスクもあります。
使用する効果音はフリー素材サイトなどからダウンロードするようにしましょう。
- お決まりの効果音をある程度決めておく
動画を作る時は、自分の中で効果音のパターンを決めておくと視聴者も見やすくなりますし、編集もスムーズにできるようになります。
例えば、「自虐ネタはチーンという音」「ウケそうな時は、拍手と歓声の音」など。お気に入りの効果音があれば、習慣的に取り入れてみてください。
- 効果音はタイミングが大事
盛り上がる時なのに拍手の効果音が遅れてしまったり、話すテンポと効果音が合っていなかったりすると、せっかく動画を盛り上げるための効果音なのに視聴者は興ざめしてしまいます。
効果音を入れる時は、話す声やテロップ、映像にしっかりマッチするタイミングで入れるよう意識していきましょう。
- 効果音は多用しない
効果音を取り入れると、グッと惹きこまれる動画が作りやすくなりますが、だからといって多用は禁物。必要以上に使い過ぎると全体的にうるさく感じられ、途中で離脱する人が増えてしまいます。
効果音は時々入れるからこそ、動画がビシッと締まるもの。何度か見返したり、他の動画を参考にしながら適度な量を探してみてください。
- 迷ったらまずはサンプルの効果音を聞いてみる
ご紹介したフリーの効果音のサイトは、効果音の音源がどれもかなり豊富です。そのため、「どの効果音が自分のチャンネルに適しているかが分かりそうで分からない」ということも。
どの効果音にしようか迷った時は、まずサンプルの音を聞いてみましょう。音源のタイトルと動画のイメージが合っていないとしても、音を聞けば「あれ?この効果音、意外と動画に合っているかも」と感じることも多いです。
効果音のサイトはどれもサンプルが聞ける仕様になっているので、たくさん聞いて、動画に合った効果音を探してみてください。
まとめ
YouTube動画をより魅力的にしてくれる「効果音」。
どういった効果音やBGMを取り入れるかによって、動画の印象がガラリと変わるので、サンプルの音源を聞き比べて、動画に合った音源を見つけていきましょう。
効果音は大事な役割がありますが、使用し過ぎたり、タイミングがズレたりするとかえって逆効果となってしまいます。動画に合った効果音をタイミング良く取り入れて、動画の質向上を目指し、再生回数アップに繋げていきましょう。
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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