登録者を増やすために自分を知ってもらおうと自己紹介動画の制作を考えている人もいることでしょうが、残念な自己満動画で終わってしまう人も少なくありません。
今回は、YouTube初心者失敗あるある。自己紹介動画は必要?について紹介していきます。
有名人の真似をしても伸びない自己紹介動画
YouTubeを開設したばかりの初心者の方は、自分を知ってもらおうと自己紹介動画の投稿を検討する人も多いでしょう。
よく「YouTubeをはじめたきっかけ」「自己紹介します!!」といった動画を目にする機会もありますが、結論から言ってしまうと知名度が低い段階では自己紹介動画は必要ありません。
有名人であればテレビに露出しているため、ユーザーは「どんな人なのか」興味を抱いている人が一定数います。普段隠れている部分を知れる、新しい一面を見られるというのがプラスに働きます。
ですが、メディアやSNSでの知名度が低い状態であれば9割以上の視聴者は新規ユーザーです。あなたのことを全く知らず興味を抱いていない状態で動画を視聴することになります。厳しいようですが、興味ない人の自己紹介ほど退屈なものはないというのは現実であるため、有名人の真似をしても視聴数も伸びず、残念な動画として残ることになります。
自分に興味を惹きつけることに注力
初心者YouTuberが自分に興味を惹きつける方法として最初に仕掛けるのは自己紹介動画の制作ではありません。新規ユーザーは「どんな人」よりも、「どんなジャンル」「どんなテーマ」を配信しているかに興味関心を抱いているということを理解しながら戦略を練っていかなくてはなりません。
動画内容に関係のない話を続ければ離脱者も多くなるため、客観的に視聴者の目線でコンテンツや企画を考え配信を続けましょう。その過程であなたに興味を湧く人も出てきます。ここぞという機会に自己紹介動画を投稿することで効果を発揮しますので、タイミングを見て投稿するのがオススメです。
自己紹介動画投稿前のプロセス
自己紹介動画は投稿を続ける中で徐々に知ってもらい、コメントが寄せられたり、リピーターが多くなって自分に興味を持ってくれた人が増えてからが効果的で、再生数が伸びる傾向にあるため、自身をアピールできる場所はとことん利用していきましょう。
動画内でさりげなくアピール
動画の内容に関連する雑談を挟んだり、オープニングトークの後に軽くどんなチャンネルか紹介することで、自分の事、チャンネルの事を小出しでアピールすることが出来ます。
チャンネル開設の初期段階で1本まるまる自己紹介動画を制作してしまうと視聴されない可能性が高くなりますが、現在視聴中の動画は興味を持っている段階であるため、離脱を防ぐことができます。
もちろん関係ない話が長くなると関心が薄れてしまったり、冒頭すぎると興味のなさが勝ち動画を閉じられてしまいますのでナチュラルに挟みこむのがオススメです。1本見られることのない自己紹介動画を制作するよりも効率的で有効な手段となります。
プロフィール欄、説明欄、概要欄を活用する
誰が発言しているのか、という点において、視聴者の心理に働きかけられるような信頼性の上がるブランディングも必要です。
その道のプロでない方が、オススメしていても説得力に欠けてしまいますし、尊敬できるからこそ説得力があったりするものです。
そのため、プロフィール欄、説明欄・概要で資格・経歴等の情報を発信することが大切です。特に専門性の高いチャンネルの場合には発言の信頼性を上げるために活用しましょう。
YouTube外のSNSを活用
動画制作に不慣れな状態での自己紹介動画はクオリティーも下がってしまいます。そのため、Twitter、Facebook、InstagramといったYouTube外のSNSを活用するのがオススメです。日常を投稿できるため、素をアピールしやすいですし個性も出しやすくなります。また、両方からファンを獲得でき相乗効果が見込めるというメリットもあります。
自分を知ってもらうための手段は動画内だけではありません。チャンネル名であったり、チャンネルアートなどもチャンネルアピールに上手く使うことができますので、丁寧にチャンネルページを作り上げていきましょう。
自己紹介動画のベストな投稿タイミングは?
自己紹介動画を出すタイミングとして「登録者1000人突破」「開設から1年」といった節目であったり、動画がバズり知名度が上がった時や、コメント数が増えた時など自分に興味を抱いている視聴者が増えたと感じた時がオススメです。
固定ファンからすると自己紹介動画は、退屈な動画ではなく嬉しい動画となりますので、固定ファンがついてからタイミングを見て自己紹介動画を投稿してみましょう。
まとめ
自己紹介動画は、自分に興味を持ってくれる視聴者が増えてこそ効果を発揮します。初心者がただ自分を知ってもらうために制作する自己紹介動画は、自己満動画で終わってしまうケースが多くなります。
そのため、自己紹介動画の制作にあたる前に登録者確保や再生数アップのために動画のクオリティーを大切にしたり、コメントにいいねしたりと視聴者が何を求め自身のチャンネルに足を運んでくれているのか考え動画投稿を続けることが大事となります。
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
HPはこちら
Instagramはこちら
Twitterはこちら
Facebookはこちら
Add comment
コメントを投稿するにはログインしてください。