現在、企業や個人事業主として活動している方の中には、YouTubeを活用しながら事業の紹介や宣伝等を行っている方も多くいます。
そこで今回はYouTubeをマーケティングに活かすメリットや、成功に繋がるポイントを詳しくご紹介していきます。
今まさにYouTubeを使って事業や商品、サービスの紹介、宣伝をしようと考えている方は、ぜひ記事内容を参考にしてくださいね。
YouTubeをマーケティングに活用するメリット
それではまず、YouTubeをマーケティングに取り入れることでどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
幅広い世代にアプローチできる
YouTubeは現在幅広い世代が活用している、大規模な動画共有サービスです。
利用者は世界のみならず日本でも上昇傾向にあり、2020年9月には、利用者数が約6,500万人を突破しました。YouTubeの人気はコロナ禍で、自宅で過ごす時間が増えたことでより高まり、現在でもその市場規模は膨大なものとなっています。
情報が可視化されるので、ユーザーから共感を得やすい
YouTubeは情報を映像として発信することができ、文章や画像以上に情報が伝わりやすい傾向があります。
そのため、見ているユーザーからも共感されやすく、発信者が求める行動を促しやすいのも大きなメリットです。
運用費用がリーズナブル
一昔前の広告というと、テレビや雑誌、新聞のマス広告が主流で、膨大な広告費用が発生していました。一方で、YouTubeはこのような広告費をかけずにコンテンツ制作、発信を行うことが可能で、動画広告をする際もターゲットや掲載頻度を細かく設定できます。
予算に応じた広告が可能なのも、YouTubeならではのメリットです。
いかがでしたか?
YouTubeをマーケティングに取り入れるメリットは多い一方で、動画制作のノウハウを勉強したり、効果的なマーケティングを実践するのにはある程度時間がかかる点はデメリットだといえます。
また、中にはYouTubeチャンネルの収益化を目指していて、収益化条件をクリアしようと奮闘されている方も多いかと思います。
条件の中でも特に難易度が高いチャンネル登録者数と総再生回数に関しては、購入できるサービスもあるので、ぜひこちらも活用しながら効率的にYouTubeマーケティングを実践してみてくださいね。
YouTubeマーケティングを成功に導く3つのポイント
YouTubeマーケティングでは、具体的に
・チャンネルを開設してファンを獲得する
・広告を活用して商品やサービスを宣伝する
・人気YouTuberを起用(コラボ)してマーケティングに繋げる
以上のような方法がありますが、これらを成功に導くためには次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。どのようなポイントなのか、早速見ていきましょう!
情報を届けるユーザーを明確にする
まず大事なのは商品やサービスの情報をどのような層に届けたいのかを明確にすることです。
そのためにはより深く詳細な人物像を設定していくのがおすすめ。
具体的には、ペルソナとして、ユーザーの年齢や職業、住まい、家族構成、趣味、ライフスタイルなどを細かく設定していくと良いでしょう。
ペルソナに基づいたユーザーの情報が足りなければ、顧客アンケートやインタビューなどを行うのもおすすめです。
集めた情報はどんどん言語化し、ペルソナの特徴に組み込んでいきましょう。そこから購買動機や心理を推測していくことで、ユーザーのニーズに気付くことも多いです。
目的に応じたKPIを設定する
次に大事なのは、目的に応じたKPIの設定です。
顧客に商品購入をリピートして欲しいなら、「商品購入数」などをKPIに設定したり、新規の顧客を増やしたい場合は、「動画の総再生数」や「チャンネル登録者数」をKPIに設定しましょう。
そこから「一体なぜYouTubeチャンネルを運用していくのか」という目的を明確にし、達成するための道筋を考えてみてください。
分析と検証を繰り返して、より良い動画制作に繋げる
続いて大事になるのが動画の分析です。
YouTubeには「YouTubeアナリティクス」という便利な分析機能があるのでこちらを活用しながら動画のデータを確認、分析していきましょう。
まず確認すべき点は、設定したペルソナに近い層に動画が視聴されているかどうかです。アナリティクスでは視聴ユーザーの年齢層や性別、地域などの属性も確認できるので、チェックしてみてください。
また、最後まで動画が見られているかという「視聴維持率」の分析も重要。こちらの数値が良くないなら、動画の長さを改めて検討する必要があります。
分析を行うことでただ運用しているだけでは気づかないあらゆる項目に気付くことができます。
動画を投稿 → 分析 → ブラッシュアップ
こういった一連の作業を繰り返して、より狙ったターゲット層にアプローチできるような動画制作を目指していきましょう。
まとめ
YouTubeはブログなどとは異なり、動画というわかりやすい形で発信できるため、訴求力が高いのが大きなメリットです。
そんなYouTubeをマーケティングに活用する場合は、ペルソナを設定してどのような層に情報を発信したいのか、また、どのような目的でYouTubeを運用していくのかを明確にしていくことが大切です。
運用した際は、こまめに動画の情報を分析し、改善点をブラッシュアップしながら、より質の高いコンテンツ作りに繋げていきましょう。
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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