YouTubeでは、個人のYouTuberや一般企業だけではなく、日本国政府の官公庁でもチャンネルを開設されています。
かつては新聞やTVで情報を発信しておりましたが、若者や、海外にも情報を届ける必要になった今の時代、インターネットを通じて情報発信する事が一般的になっています。
今回はそんな官公庁のYouTubeチャンネルについてまとめてみました。
官公庁でもチャンネルを開設する目的
一般的な企業がYouTubeチャンネルを開設する目的は、自社の商品やサービスをPRするためだったり、プレスリリースや商品の使い方や登録方法などをわかりやすくするためだったりします。また、チャンネル登録者数1000人以上で4000時間の再生時間の収益化審査をクリアしている場合は広告収入を得る目的もあるかもしれません。
しかしながら、YouTubeチャンネルを通じて情報発信したいのは一般企業だけではありません。
日本国政府の官公庁でもYouTubeチャンネルを公式に開設している場合があります。
こういったパターンは一般企業のように政府が行なっている施策や新制度への理解を深める目的ももちろんありますが、正確な情報を迅速に伝えるための自社メディアの役割が大きいです。
SNSでよく耳にするトラブルの一つに「炎上」というものがあります。
これは一見SNSを運用しているから起きるようにも思えます。イメージしやすい例で言えば、「居酒屋のバイトが食材で遊んでいる様子をUPして炎上」や「企業のSNS担当が個人アカウントと間違えて悪口を投稿して炎上」などです。
しかし最近の炎上事例では、その企業や店舗自体のアカウントがなくても炎上してしまう事例が起きています。
Twitterで悪い評価を書かれた、Twitterアカウントを持たない飲食店が、散々言いたい放題言われた挙句、たくさんの人に拡散されてしまい歯止めが効かなくなってしまった事例がありました。
「SNSで炎上するのが怖いからSNSをしない」という考え方の人もいるようですが、今はむしろ「SNSで炎上をコントロールできるように積極的に正しくSNS運用をする」という時代になっています。
そういった意味で政府がオフィシャルで情報発信する重要性は大いにあるのです。
実際の日本政府公式のYouTubeチャンネル
実際の日本政府が運営するYouTubeチャンネルをまとめてみました。
首相官邸
チャンネル登録者数11.8万人
人気の動画は「即位礼正殿の儀ー令和元年10月22日」という天皇様が即位されるライブ配信の動画でした。なかなか見る事ができない貴重な映像なので国内外の人々から視聴されているようです。
外務省/MOFA
チャンネル登録者数7.45万人
海外向けの動画も多く様々な言語でのバージョンがアップされています。また漫画のキャラクターなどとのコラボで理解を深めようとしている動画が多いのも特徴です。
厚生労働省 / MHLWchannel
チャンネルの登録者数7.11万人
厚生労働大臣の記者会見の様子や新型コロナウイルス関連の給付金、助成金についての案内などの動画などが投稿されています。命に直結する内容が多いことから目や耳が不自由な人のための手話や字幕がしっかりしているのが特徴です。
防衛省
防衛省では、陸上自衛隊の活動を紹介する動画が投稿されており、高い人気を誇ります。
陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊チャンネルがそれぞれ開設されています。
陸上自衛隊広報チャンネル の登録者数は 約22.2万人
海上自衛隊公式チャンネル の登録者数は 約23万人、
航空自衛隊チャンネル の登録者数は約12.2万人となっています。
演習などの訓練映像やここでしか見れないコンテンツなど、我が国の為に命をかける自衛隊の様子は誰でも敬意を表して試聴したくなりますね!
新聞やテレビなどでの報道よりも、より内容が伝わりやすく、自分の好きな時間に視聴することができるというのも大きな魅力です。
官公庁の公式チャンネルの探し方
このような官公庁の公式チャンネルは、どのようにして探せばよいのでしょう?
公式チャンネルを開設しているかどうかは、インターネットで公式サイトを確認してみるのがよいでしょう。公式チャンネルが開設されている場合には、その情報が公式サイトで紹介されているケースがほとんどです。また、公式サイトで調べるのが面倒という場合には、YouTubeの検索窓から直接、官公庁の名称を入れて検索すれば、簡単に見つかります。
もちろん、検索しても見つからないという場合には、公式チャンネルが開設されていないという可能性が高いということです。知りたい情報がある場合には、まず公式チャンネルがないか探してみるとよいでしょう。
日本の官公庁のYouTubeチャンネルまとめ
YouTubeには、一般企業が自社の商品やサービスをPRするために公式チャンネルを開設していることもありますが、公式チャンネルを開設しているのは、一般企業だけではありません。官公庁でも公式チャンネルを開設しているところがあります。
新聞やTVなどよりもより情報が伝わりやすく、自分のタイミングで視聴できるのも大きな魅力です。知っておくとよいでしょう。
参照サイト
https://www.mod.go.jp/j/publication/movie/index.html
Apple とSNS -大企業GAFAに学ぶSNSの運用方法 –
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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