YouTubeチャンネルのトップに設定することのできるチャンネルアート(バナー画像/ヘッダー画像)は、小さいながらもチャンネル登録や再生を促すのにも効果的です。
今回は、YouTubeチャンネルアート作成でのこだわるべきポイントについてご紹介します。
チャンネルアート(バナー画像/ヘッダー画像)って何?
YouTubeチャンネルを開設すると、やらなければならないのは動画制作・動画投稿だけではありません。チャンネルページを丁寧に作り上げることも登録者数と再生数につなげるポイントです。
そして、「小さくてあまり目立たないのでは?」と思ってしまいがちではありますが、自身のチャンネルの上部に表示される画像となるチャンネルアート(バナー画像/ヘッダー画像)は、どのようなチャンネルなのかコンセプトを伝える役割も担っています。
そのため、チャンネルのブランディングを行っていくうえでも重要であり、チャンネル開設後にこだわるべき部分となります。
チャンネルアート(バナー画像/ヘッダー画像)で個性を出す
膨大な数の動画が投稿され、新規YouTuberが誕生し続けているYouTubeというプラットフォームで自身のチャンネルや動画をユーザーに意識してもらうためには、同ジャンルやカテゴリで競うこととなる他チャンネルとの違いをアピールすることも大切です。
そして、この個性を出す手段として有効なのがチャンネルアートでもあるのです。
設定していなければ手抜き感がにじみ出てしまいユーザーの関心を引くことも厳しくなってしまいますので、リスク回避という意味でも設定しておくべきと言えるでしょう。
チャンネルアート(バナー画像/ヘッダー画像)の設定サイズ
YouTubeが提示している規格を満たさなければアップロードすることができません。
また、チャンネルアートはユーザーが利用するデバイスによって表示サイズが変わってくるため、どのデバイスで閲覧したとしても適切なサイズで表示されるように作成していく必要があります。
解像度
以前はテレビサイズの2560×1440pxが推奨されていましたが、現在は2048×1152px以上となっており、条件を満たさなければアップロードが出来ません。
ここで大切なのがスマホか、パソコンか、デバイスによって表示範囲が変わるということです。中心におきたいロゴやテキストが閲覧するデバイスによっては見切れてしまう可能性もあるため、安全とされる最小領域1235×338pxに配置することが大切です。
YouTubeはパソコンやスマホからのアクセスが多いですがテレビで視聴するユーザーもゼロではありませんので、TVサイズで作成し、パソコンサイズ(2560×423px)タブレットサイズ(1855×423px)スマホサイズ(1546×423px)に綺麗に表示されるように実際にパソコンや携帯を用いて確認しながら調整していくのがオススメです。
画像ファイル形式とファイルサイズ
アップロード可能となる画像形式はJPG、PNG、BMPとなりますが、オススメはJPGとPNGになります。
ファイルサイズは6MB以下となりますが、推奨されている解像度に収めればサイズオーバーは特に気にする必要はないでしょう。
効果的なチャンネルアート作成のためのこだわりポイント
自分好みに画像を作成するのではユーザーに刺さるチャンネルアートには仕上がりません。こだわるべきポイントを意識しながら作り上げていきましょう。
チャンネルコンセプト、ブランドイメージを表現
チャンネルアートはチャンネルページに訪れたユーザーが、最初に目に付く画像でもあります。チャンネルの世界観をアピールできる場所でもあるため、雰囲気が伝わるようなデザインに仕上げるのがポイント。
チャンネルイメージに沿った高品質な写真やイラストを用いるだけではなく、興味・関心を引くアイキャッチを意識したタイトルデザインであったり、ブランディングを意識しロゴやチャンネル名を挿入するなど、チャンネル登録につながるようなチャンネルアートを作成しましょう。
また、あまりにもチャンネルコンセプトとズレたチャンネルアートにしてしまうと違和感を与えてしまいますので、サムネイルのテイストに合わせるなど統一感を持たせることも大切です。
画像内テキスト挿入
画像だけでは伝えることのできない情報を文字として発信していくことも忘れてはいけません。
チャンネルを象徴するキャッチコピーだけではなく、ライブ配信や大きなイベントを行う時には日時の宣伝といったことにも使えます。ただし、文章量が多くなればユーザーにとって負荷となりデメリットになってしまいますので注意してください。
また、目立たせたい内容は中心に置くのがポイントですが、どのデバイスから見ても文字が見切れることなく、しっかりアピールできるように安全領域に収めましょう。
ソーシャルシェアボタンの設置
YouTube動画の再生数を稼ぐためにはYouTubeというSNS外からの宣伝も重要です。
バナーの要素としてカスタムリンクというソーシャルシェアボタン設置が可能となりますので、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなどのSNSのリンクを貼付するようにしましょう。
また、ソーシャルシェアボタンはチャンネルアート内の右下に表示されますので、画像が被ってSNSへの流入を妨げないように細かな配慮も心掛けましょう。
チャンネルアートは小さいですが、視覚的にアピールできる大事な部分です。面倒だからと手を抜いてしまうと、登録者を逃すことにもなり兼ねないため、こだわりを持ちながら丁寧に仕上げていきましょう。
まとめ
チャンネルのブランディングにも重要なチャンネルアートは、チャンネル登録者を増やしたり、再生回数を伸ばしたりと、チャンネルの成長につなげることが出来ます。
ただし、手抜きでは視聴者を惹きつけることはできませんので、イメージが湧かないという人はライバルYouTuberのページを参考にしながら、こだわりを持って作成していきましょう。
<関連記事>
チャンネルアートの作成にこだわるだけでなく、概要欄の書き方やサムネの作り方にこだわることも登録者数・再生数UPにつながります。
下記のブログにまとめてありますのでチェックしてくださいね!
YouTubeの概要欄に書く内容とは?再生回数アップに繋がるポイントまとめ
【YouTube】再生回数アップに繋げるサムネイル画像作成のコツ
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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