YouTubeチャンネルを運用するにあたり、「視聴維持率」はとても重要な指標です。
なぜなら、視聴維持率は視聴者がどれくらい動画を見続けたかを示すもので、数値が高いほどアルゴリズムによって他の視聴者に「おすすめ」されやすくなるから。
今回は、そんなYouTubeの視聴者維持率の特徴や上げるためのポイントを詳しくご紹介していきます。
YouTubeで視聴維持率とは?
YouTubeの視聴維持率とは、視聴者が動画の何%を見たかを示す指標です。
YouTubeのアルゴリズムは、視聴維持率が高い動画を「質が高い」と判断します。視聴維持率が高ければ高いほど、他の視聴者に「おすすめ」されやすくなり、結果的に再生回数を増やすことにも繋がるなど、チャンネルの成長を促すことができます。
視聴維持率は、具体的に次のような形で計算されます。
・視聴維持率(%)=(視聴時間÷動画の総再生時間)×100
仮に10分の動画を5分間視聴された場合、視聴維持率は「50%」となります。
視聴維持率が高いということは、視聴者が動画を最後まで楽しんでくれた証拠。チャンネルへの信頼感が生まれ、次の動画も視聴されやすくなります。
また、長く視聴される動画はエンゲージメントが高くなり、コメントや高評価も増えるため、チャンネルそのものの評価が右肩上がりになりやすい傾向があります。
【YouTube】で視聴維持率を上げるためのポイント
それでは、YouTube動画の視聴維持率を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的なポイントをご紹介していきます。
① 冒頭10秒が重要
視聴維持率を上げるには、最初の冒頭10秒に力を入れることが重要です。なぜなら、多くの視聴者は冒頭で動画を見続けるかどうか判断するため。
冒頭で視聴者の興味を引く要素を入れることができれば、それだけ視聴者も長く動画を視聴してくれます。より印象的な冒頭にするためには、「インパクト」が重要。
「次に何が起こるんだろう?」
「これってどういうこと?」
そういった気になる要素を冒頭に持ってくることで、視聴者の興味を掻き立てることができます。
また、この動画を見ることで何がわかるのか、どんな要素が期待できるのかも冒頭で伝えることができれば、離脱を防ぐことができます。
「この動画を見れば○○が解決できます」
といった内容を冒頭に持ってくることで、悩みを抱えている視聴者が最後まで見てくれるようになるので、こちらもぜひ意識してみてください。
② 編集でテンポ良くする
YouTubeの視聴維持率を上げるために重要なポイント2つ目は、編集で動画のテンポを上げることです。
テンポが悪いと、視聴者は途中で飽きて離脱してしまうので要注意。
無駄な間をカットし、テンポの良い展開にすることで視聴維持率を上げることができますよ。
また、編集作業ではテロップや画像、短いカットシーンなどを入れて視覚的な変化をつけるのもおすすめ。単調で変化がない動画は見ていて飽きてしまうもの。ちょっとした工夫でメリハリが生まれるので、ぜひ試してみてください。
③ ストーリーテリングを活用する
視聴維持率を上げるには、結末が気になるような構成で動画を作成するのもポイントです。
例えば、Vlogの場合、1日の出来事を時系列に沿って紹介したリ、旅行動画なら準備段階から帰路に至るまで紹介することで、視聴者が動画に没入しやすくなります。
また、感動や笑い、驚きといった感情を動かす要素が入れられそうなら、ぜひ入れてみてください。感情的な内容は心に残りますし、視聴者も自然と動画に引き込まれ、最後まで視聴してくれる可能性が高まります。
自分が作成した動画を見直し、もし感情的な要素が少ないと思った場合は、これらの要素を加えることでより視聴維持率が伸びるかもしれません。
④動画の長さに注意する
YouTube動画では、内容に応じた長さの動画を投稿することが大切です。初めてYouTubeチャンネルを運用するという場合は、大体10分ほどの動画を作成すると良いでしょう。
なぜなら、10分前後の動画は視聴維持率を上げやすいといわれているからです。
とはいえ、これは一例で、コンテンツの種類によって理想的な長さは異なります。
YouTubeチャンネルを運用する場合は分析データも忘れずに行い、視聴維持率が高いようなら動画の改善が必要です。
具体的には、離脱している個所を見直し、編集をブラッシュアップする、動画時間そのものを見直す、ターゲット層のニーズを理解するといったことを実践することで、少しずつ動画の視聴維持率を高めることができるでしょう。
⑤ビジネス系
ビジネス系の動画は、平日の朝や昼休みの時間帯に投稿するのがおすすめです。
理由は、ビジネスパーソンは、通勤中や昼休みの時間帯に仕事に役立つ動画を視聴する傾向があるからです。具体的には多くの人が通勤する時間帯である午前7時~9時、昼休みの午後12時~1時、また、仕事終わりの午後6時~8時もおすすめです。
また、トレンド性が高い動画は、なるべく早く投稿することが重要です。ライバルのチャンネルよりも早く投稿することで、より再生回数を伸ばしやすくなり、チャンネル登録者数も増える傾向があります。
トレンドをリサーチする際は、専門的なニュースメディアや、最新情報が流れやすいX(旧Twitter)などをチェックすると良いでしょう。
まとめ
YouTubeの視聴維持率は、運用が成功するかどうかを左右する重要な指標です。高い視聴維持率を維持できれば、アルゴリズムの評価も高まり、動画がより多くの視聴者に届くことになります。
視聴維持率を上げるには、冒頭にこだわったり、ストーリーテリングを意識したり、編集作業に気を配ったりといったポイントをコツコツ続けることが大事。
視聴維持率が思った以上に上がらない方は、ぜひ記事内容を参考にしてみてくださいね。
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この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
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