ネットが世界的に普及する今、YouTube動画を見ながら学ぶ、という機会が増えています。
手工芸、お菓子作りなどはもちろん、スポーツでもダンスやヨガだけでなく、様々なものがYouTube動画でも学べるようになっています。
しかし、YouTube動画を見てもできない「困った」はありませんか?そこで、YouTube動画ではできない、困ったについてご紹介しましょう。
海外の人の困った
日本国内に生まれて住んでいると、当たり前となっていて気が付かないことがたくさんあります。海外から見ると、それはとても風変わりなことや、素敵なことがたくさんあります。
特に健康志向になってから、和食を食べる欧米の人が増え、日本食を作る人も増えています。お米を使ったご飯はもちろん、豆腐や醤油、魚料理や漬物などを真似て作る人もいます。中には、肉じゃがを作る家庭もあるようです。
海外では、日本の動画を見ながら味噌づくりやぬか漬け、中には日本の伝統工芸を学ぶ人もいます。一般的には、近所の日本人に教えてもらうようですが、近年増えているのがYouTube動画を見て、学ぶ人です。
中には、日本人でも誰でも簡単に教えることができない「盆栽」「着物の着付け」「味噌づくり」「焼物」「武道」などもあります。日本にいると、習いたいと思ったら、カルチャーセンターや近くの教室に通いますが、海外ではそういうわけにはいきません。
そこで、YouTube動画をみながら、見様見真似で作ったり、練習をしていますが日本人でもできないようなものを作ることもあり、素晴らしいです。
しかし、彼らが口をそろえて言うのが、専門家に直接教えてもらうことができない、材料が手に入らない、という悩みです。
日本でも、専門的なものになると、せっかく見ながら始めよう、と思っても説明の中に出てくる道具がない、材料がない、というのは困ったものです。
国内ではそれでも頑張って手に入れることができますが、海外ではかなり難しく似たものを代用品として使っているけれど、同じものを作るのは難しいようです。
YouTube動画なのに見えない!
YouTube動画の配信を始めたばかりの人に多いのが、せっかく良いものを配信しているのに、手元が見えない、肝心な場面が画面から切れてしまっている、ということです。
ほとんどの人はそのことに気が付いて、修正版を配信しています。
しかし、スポーツの細かい動作や、着付けのような前後左右をすべて見ないとわからない動画は、見ているだけでは分からないことがあります。
中でも専門的な知識を持っている人が動画を配信していると、初心者には全くわからない「なぜ?」の部分に疑問を持っていないので、その部分がしっかりと説明されていない、というものもあります。
本では分からないからYouTube動画で見ているのに、肝心なものが見えない…というのは、ストレスですね。
チャンネル登録者が多いものや、再生回数が多いものには、こういったところがしっかりと説明されていて、わかりやすくなっています。
YouTube動画を配信する人も、人気のサイトを参考にすると良いですね。
無言で見せられても…
YouTube動画の中には、必死に作業を説明するために、無言でひたすら作業の様子を配信している人がいます。それは、プロになりたての指導者にもいるようです。
実技系の教員にもありがちなのですが、自分ではできるので見て覚えて、とラケットを振ったりボールを投げたり、楽器を演奏したりとしてしまいます。
ただ演奏を聞く、上手なプレイや動きを見るだけならいいのですが、真似したい人には見ているだけでは「わからない」ということもよくあります。
特に困るのが「手工芸」です。最近は、鍵の交換や野菜作り、編み物、アクセサリー作りと色々なものがYouTube動画を見ながら作ることができます。
しかし、中には早送りになっているものもあり、ただ見ているだけなら十分なのですが、真似しようと思うと、「今のはどうやったの?」と何度リピートしてもわからない、ということがあります。
そこで、「解説付き」と修正版で、言葉を入れなおしているものもありますね。
ただ、やっている様子を見せたい、というつもりでも見ている人の中には、知りたい、真似したいという人もいるのです。
ということで、話しをしながらという作業が難しいなら、後から編集の時に言葉を入れたり、文字で説明を入れることをおすすめします。
材料や道具が手に入らない!
同じものを作りたいと思っても、材料が手に入らない場合もあります。料理でも季節や特殊な食材の場合は、代用品を紹介してほしいと思うことがあります。
YouTube動画で配信されている手工芸や図画工作では「グルーガン」を使っていることがよくあります。グルーガンや電動工具など、専門的な道具がなくても、できる方法や代用品が欲しいですね。
着付けの時も、着付け教室や流派によって使わない道具もあります。なくてもできる、代わりにこういったものを使える、というものも説明してもらえると、とても助かります。
まとめ
YouTube動画を見ながら色々なことが学べる時代になりました。
しかし、動画を見るだけではできないこともたくさんあります。趣味でちょっとやってみる、というくらいならYouTube動画でも十分ですが、できればきちんと学びたいという場合は、しっかりと専門家の指導を受けましょう。
また、自分の専門分野がある方は、既にユーチューバーがあげている動画の分かりづらいところを詳しく解説する動画を制作してみませんか?
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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