X(旧Twitter)を利用している方なら、今は1日に1回はインプレゾンビを見るといっても過言ではありません。
そんなインプレゾンビは、多くのユーザーにとって悩みの種。
インプレゾンビを見つけたらブロックをするべきなのか、気になる方も多いと思います。
今回は、そんなインプレゾンビへの効果的な対策について詳しくご紹介していきます。
X(旧Twitter)のインプレゾンビとは?
インプレゾンビとは、その名の通り、表示回数を示す「インプレッション」と「ゾンビ」を掛け合わせた造語です。
インプレゾンビの目的は、閲覧回数を増やすこと。
注目度の高いアカウントの投稿に、意味のない返信を行い、閲覧数を増やそうとします。
投稿内容は日本語のこともありますが、絵文字のみの場合や外国語であることも。
投稿への返信であっても、基本的に会話が成り立たない返信をするのが特徴で、注目度が高い投稿には、大量に返信が付くことも珍しくありません。
このように、意味もなく大量に群がる様子から「インプレゾンビ」と言われています。
X(旧Twitter)のインプレゾンビの特徴
Xに大量にいるインプレゾンビの特徴は次の通りです。
・閲覧数の多い投稿に返信している
先述したように、インプレゾンビは注目度が高い投稿に返信をするのが一般的な手法です。
Xの仕組みでは、ひとつの投稿に付けられた返信は、その返信時間が早ければ早いほど上位表示されるようになっています。
上位表示されるということは、その分他のXユーザーの目に留まることも多いため、効果的にインプレッションを伸ばすことができてしまうのです。
そのため、インプレゾンビはスピードを重視した、会話が成り立たないような返信を積極的に行います。
現在は閲覧数が急増している投稿に、自動で返信を行う「bot(ボット)」も多く存在していて、日本語ではない言語や大量の絵文字のみでの返信も多々見受けられます。
・トレンドのハッシュタグを大量に投稿している
トレンドのハッシュタグは検索する人も多いので、インプレッションを増やす手段としてインプレゾンビが多用する手法です。
インプレゾンビの多くは、上位のハッシュタグをひとつの投稿文にまとめて発信する傾向があり、中には画像や動画も含めてユーザーの気を引こうとする投稿もあります。
トレンドになっているハッシュタグは、多くのユーザーにとって詳細を知りたい内容。
ですが、実際に検索してみると、大量のインプレゾンビの投稿が目に付くことも多く、検索時のストレスとなっています。
・デマを拡散している
Xの拡散力が特に注目されるのは、災害時や重大な事件が起こった時ではないでしょうか?非日常の緊急事態に直面すると、多くの方がそれについての情報を少しでも知りたいと思うもの。
ですが、インプレゾンビはこのような状況を利用し、大げさなデマを拡散して閲覧数を伸ばすことがあります。
現在は、緊急性が高い情報や、人の命に係わるような状況においても、このようなインプレゾンビの投稿が目立つようになりました。
実際、地震が起きた際は、デマ情報によって救助活動に大きな支障が出たこともあり、その影響は深刻です。
X(旧Twitter)のインプレゾンビへの対策
では、多くのユーザーにとって迷惑なインプレゾンビへの対策にはどのようなものがあるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
・インプレゾンビのアカウントをブロックする
自分の投稿にコメントが1~2件残る程度なら、ブロックで対処するのがおすすめです。
ブロックは、該当アカウントのプロフィールページへ行き「ブロック」を選択することでできます。
インプレゾンビの数が多いと、いつまで経っても終わらない…ということになり兼ねないのが難点ですが、確実に関わりを絶つことができます。
・スパム報告をする
2つ目は、インプレゾンビをスパム報告するという方法です。
他のユーザーからもスパム報告がされていれば、Xの運営側が該当のインプレゾンビのアカウントを凍結するといった対処を講じることがあります。
スパム報告をする際は、投稿の右上にある「…」を選び、「ポスト報告」を選択するだけで可能です。
いくつか項目が表示されますが「スパム」を選択して報告すればOKです。
・コメント欄を閉鎖する
もし、自分の投稿文に大量のインプレゾンビが返信する場合、コメント欄を一時的に閉鎖するのがおすすめです。
ご紹介した通り、インプレゾンビは投稿してから間もないポストに返信をすることが多いので、投稿後すぐにコメント欄を閉鎖すれば効果的にインプレゾンビを回避することができますよ。
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