インスタグラムでフォロワーを増やしたいと思ったことはありませんか?インスタを運営していたら誰でも人気インスタグラマーのようなアカウントを夢見たことはあるはずです。そんな人気のアカウントと普通のアカウントの違いはなんでしょうか?その答えの一つが投稿の統一感です。今回はインスタグラムでフォロワーの心を掴んで、フォロワーが自然と増えていくような統一感の出し方を、具体的な例を用いながらご紹介、解説していきます。
なぜインスタの統一感が重要なのか
インスタグラムは現在セルフブランディングや情報発信を主な目的として利用されています。企業やアパレルブランドでしたら商品やサービスを紹介したり、プレスリリースで紹介されている最新情報を発信することで正しいイメージの共有を目標としているかと思います。個人でインスタを運用している場合、モデルやアーティストの方でしたら、自分の日常を投稿してフォロワーに親近感や共感を得てもらったり、自分のファッションセンスや作品を発信して、ファンを増やしたいと考えていることでしょう。しかし、あなたがどんなにコツコツとインスタの投稿をしていても、そこに統一感が感じられなければフォロワーは増えていきません。一説によるとあなたのアカウントに訪れた人の75%のユーザーは5秒以内にフォローするか否かを決めていると言われています。あなたがどれだけ綿密に調査した関連ハッシュタグをつけて投稿をしても、あなたの投稿全体を見たときに自分に合っていないと思われてしまったのでは意味がありません。そこで重要になってくるキーワードが統一感です。投稿が計画的で情報が綺麗に整頓されているとそれだけで人間はポジティブな印象を受けます。まずはどのような統一感があるのかを見ていきましょう。
インスタで投稿のコンテンツで統一感を出す方法
統一感と言っても、その出し方は様々です。我々は様々な統一感のあるインスタグラムのアカウントを調査し、そのコンテンツとパターンをカテゴリー分けしてみました。まずはどんなコンテンツで統一するかです。統一感が感じられる投稿に共通していたのは以下の4つの要素でした。
インスタで統一感があるコンテンツ-色-
インスタグラムの統一感といえば一番最初に思いつくのが色の統一感かと思います。一口に色と言っても、単純に白、赤、黒といった色彩の統一感から色の濃淡、明るさといった種類に分かれます。これらはインスタ内の編集機能でも変えられますし、最近では編集アプリなどで簡単に調整ができるのでやっている方は多いです。一度編集の際に設定した明度や色の濃淡の数値は他の投稿でも適用できるように覚えておくか、メモを取っておきましょう。
インスタで統一感があるコンテンツ-フレーム-
フレームに関してもアプリで編集してつけることができます。カメラマン系のアカウントの方が自身のポートフォリオ(作品集)としてインスタを運用する際によく使われています。上下、左右や写真全体を囲い込む白い枠をつけるだけで、おしゃれでセンスある一枚に仕上がり、投稿全体をみたときにも写真ごとのメリハリが生まれます。極論、フレームの中身は何でも良くなるのでネタ切れ防止にもなるのでおすすめです。
インスタで統一感があるコンテンツ-被写体-
人がインスタグラムのフォローをする理由は何だと思いますか?「友人だから」「可愛いから」「おしゃれだから」と様々な理由が考えられますが、その根本にあるのはフォローすることが「有益そうだから」です。友人との交流にしても、可愛い人の画像を見て癒されるのも、ファッションを参考にするのも全て自分にとってメリットがありそうだからです。そう言った意味で被写体の統一感があると、あなたのアカウントを見た人はこのアカウントではどんな情報や体験が得られるのかを一目見ただけでで判断することができます。例えば被写体をパスタで統一していれば、一目で このアカウントをフォローすると美味しいパスタの情報が手に入るんだということがわかります。毎回同じものを撮影するのが難しい場合は表紙を作り、複数枚投稿(カルーセル投稿)で文字をを入れたりすることで統一感は出せます。一枚用意しておくと役立つでしょう。
インスタで統一感があるコンテンツ-アングル-
写したい被写体を画像の中で どこに配置するかを統一するだけでも写真は綺麗にまとまって見えます。被写体を真上から撮るのか、横から取るのか下から撮るのかによって撮影する物の印象は大きく変わります。一つセオリーがあるとすれば、縦長の物や高さを表現したいときは真横から、広さ表現したいときや複数の小物を撮影するときは余白を十分にとって真上から撮影するとおしゃれな写真を撮ることが出来ます。最初は真上から撮ったり、腰を落として画角を調整したりするのは周りの目が気になって、少し恥ずかしいかもしれませんが、統一感のあるインスタアカウントのためには妥協しないようにしましょう。
インスタ投稿のパターンで統一感を出す方法
続いては投稿のパターンで統一感を出す方法です。先ほど紹介したコンテンツでの統一感を全ての投稿に当てはめるのも勿論ありですが、実際やってみるとなかなかハードルが高く挫折してしまう方が多いのも事実でしょう。そこで投稿する順序を決め、その順番の時だけ統一感を出すという方法があります。一つずつご紹介していきます。
全ての投稿で統一感を出す
まずはすべての投稿で統一感を出す方法です。投稿の順序としては(A→A→A→A)というように統一感を出します。フレームなどで統一感を出す場合はこのパターンでも良いですが、色や被写体は投稿するネタがなくなってしまうリスクがあり、少しハードルが高いので始める前によくよく考えてから始めた方が良いかもしれません。
全ての縦軸で統一感を出す
全ての投稿で統一感を出すのが難しい方はパターン分けをするのが良いでしょう。(A→B→C→A→B→C)というように投稿順序を決めることで縦の統一感が生まれます。スマホでスクロールする時も自然と視線が縦に流れるので、投稿全体をみたときにどんどんスクロールして過去の写真も見たくなることでしょう。デメリットとしてはどれか一つでもカテゴリが滞ってしまうと他の投稿もできなくなってしまいますので要注意です。
縦軸の一部で統一感を出す
コンテンツが滞らないように縦軸の統一感を出すには、どれか1ラインだけ統一感を出す方法がおすすめです。インスタは3投稿ごとに段が変わります。左、中、右のどれかだけ統一感を出すだけでも纏まった投稿に見えるでしょう。投稿の順番としては(A→?→?→A→?→?)のようなイメージです。
横軸で統一感を出す
(A→A→A→B→B→B)という順序で投稿することで横軸の統一感を出すことが出来ます。投稿したい内容に関連する画像を2つ用意するだけで出来るのでネタ切れになりにくいのがメリットです。ただし投稿する際はどうしても同じような写真で連投になってしまうので、フォロワー離脱のリスクにもつながります。短い時間で連投できるようにキャプションを用意して一気に投稿してしまうか、時間をしっかり開けて投稿しましょう。また3枚のセットを投稿し終わるまでは段がずれてしまいますので要注意です。
チェック柄に統一感を出す
やってみると面白いのがチェック柄の統一感です。(A→B→A→B→A→B)と言った具合に交互に投稿することでチェック柄に統一感を出すことが出来ます。横軸の統一感は3枚投稿し終わるまで統一感が出ないのに対し、チェック柄の場合はいつどのタイミングで投稿全体を見られても統一感があります。投稿頻度が少なめの方におすすめです。
ここまででご紹介したコンテンツとパターンを組み合わせて、あなたの投稿したいものにあった統一感を出していきましょう。
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インスタのフォロワーが増える統一感の具体例
ここからは具体的な好事例を踏まえて統一感の出し方を何パターンかご紹介していきます。
色、表紙×チェック柄で統一感があるインスタアカウント
こちらは都内のパーソナルジムのアカウントです。表紙付きのカルーセル投稿と筋トレの様子やスタッフの日常などの写真を交互に投稿することでチェック柄の統一感を出しています。パーソナルジムというだけあって文字の背景色はビタミンカラーを使用しており、活発で元気な印象を受けます。カルーセルの投稿も2枚目には実際のトレーニングの様子の動画、最後の投稿には実際の店舗で体験することを促すようなスライドが設けられています。昨今はコロナの影響でオンラインでのパーソナルトレーニングの需要も高まっているのでフォロワー数や顧客を確実に伸ばしているアカウントです。
色、フレーム×縦軸一部で統一感があるアカウント
1ラインだけフレームをつけることで縦の統一感を出しているファッションモデルのアカウントです。投稿内容は本人のコーディネートを紹介するものがメインですが、その他、使っている美容グッズ、アクセサリー、食べ物なども紹介しているので種類は様々です。そうなると投稿は一見バラバラになりそうですが、画像内の原色の面積を極力抑え、白やベージュといった淡く優しいカラーで投稿を統一しています。時々、赤や黄色のアイテムが入ってしまっても、逆にそれがアクセントになっているというのも非常にハイセンスです。真似をするなら毎日の服のコーディネートから見直さないといけないかもしれないですね。
表紙、内容×全部で統一感があるインスタグラムのアカウント
現役DJの方のインスタアカウントです。DJのテクニックから、業界の最新事情まで音楽関連の情報をメインに発信しています。How To系や情報発信系のアカウントは その時によって内容に変化が生じてしまうので、投稿がバラバラになってしまいがちですが、フレームが統一された表紙を用意することでその問題を解決しています。2枚目以降の画像においても、文字の中に動画や画像を差し込むことで飽きのこない投稿を楽しむことができる仕掛けがあります。DJのスキルや音楽の知識が欲しい方は思わずフォローしてしまうことでしょう。
フレーム×縦軸全部で統一感があるInstagramアカウント
風景などを主に撮影している写真家の方のアカウントです。縦軸すべてに同じフレームを適用することで統一感を演出しています。フレームなしの投稿に加え、縦長の写真には縦長のフレーム、横長の写真には横長のフレームをつけた写真を順番に投稿することで、このような演出ができます。写真の内容は花、昆虫、鳥、建物、飛行機、電車、風景など有機物から無機物まで様々ですが、フレームのおかげですっきりとした印象を受けますね。
色,フレーム×全てで統一感があるインスタグラムアカウント
こちらの投稿は白黒で横長フレームをつけて投稿しているのは明確です。時々カラーの投稿をするのもアクセントになっています。1000枚以上の投稿をこのスタイルで投稿しておりますが、継続していくにはある種、意地や根気が要ります。ただ継続することで写真同士がその哀愁や雰囲気を相互に醸し出しあっていて、一枚の写真から得られる情報以上のものを感じられます。
被写体、アングル×全てで統一感を出すインスタアカウント
その日のコーデをほぼ毎日投稿しているモデルさんのアカウントです。撮影する際のアングルと、被写体のポジションが統一されているので、ファッションのカタログのように投稿を楽しむことが出来ます。アイテムのタグ付けもかかさずつけていますので、欲しいと思った商品があれば、そのままそのブランドのアカウントに飛んでチェックすることができるのもフォロワーにとっても非常に有益です。
色、フレーム×全てで統一感を出すインスタのアカウント
一見バラバラの内容に見えますが非常に計算し尽くされた統一感のパターンです。表紙に同じフォントの文字とフレームを用いることでどんなインスタ映えスポットに行っても同じ人による紹介だとわかるような編集がされています。一つの雑誌を読むように投稿が楽しめるのがとっても人気の理由です。今現在はコロナの影響でフォロワーから募集したインスタ映えスポットをまとめた「#妄想おでかけ」というシリーズを発信しており、淡い色を基調としていますが、そうなる前は原色系の色に統一して投稿していました。特にこのアカウントがすごいのは撮影したいお店や施設の壁紙の色などを事前に調べておき、実際に足を運ぶ際はそのスポットに合わせたカラーのファッションをしているそうです。自分も映えの一部なんだという自覚があってこそインスタグラマーの第一歩なのかもしれません。
色、被写体×横軸で統一感を出しているインスタグラムの投稿
美女紹介系のアカウントで横軸でカラーリングが統一されています。色相環という色の変化を円環状に配置したものがあるのですが、その順序に従って美女を紹介しています。写真の中に必ずその変化順に習った色が使われています。3枚ごとのセットに写っている人は全て別のアカウントの写真をリポストしているので、画像を3枚揃えるのがなかなか大変ですが、投稿全体をスクロールしたときに虹のように色の変化を楽しむことが出来ます。美女紹介系アカウントは沢山ありますが、その中でも一線を画したアカウントです。投稿するネタが他のアカウントを被ってしまう場合でも、オリジナリティあるテイストを加えるだけで差別化できてフォローもされやすいでしょう。
被写体×斜め横断で統一感があるインスタ投稿
ここからは少しレベルの高い一風変わったパターンの紹介です。カフェを紹介するアカウントですが、店構えの投稿の中にコーヒーを手で持った写真が斜めに横断しているのがわかるでしょうか?投稿順でいうと(A→A→A→B→A→A→A→B)と言う順番で投稿することでBの投稿が斜めに横断します。なかなかハイレベルなパターンですので真似するのにはある程度の計画性が必須ですね。
表紙×縦軸一部×チェック柄で統一感を出すアカウント
投稿の2ラインだけチェック柄にするパターンです。(A→A→A→B→A→B→A→A→A)と言う順番で投稿することでこのようなパターンが生まれます。白い背景に同じようなフォントで表紙をつけて投稿を挟んでいます。この投稿をしたときは画像自体に情報は少ないですが、キャプション欄でなんらかのメッセージが書かれていますので、文章や今の自分の思いを読ませる工夫にもなっています。
被写体×チェック柄で統一感があるアカウント
なんとなく整ってる感じはあるけど実際どこが統一されているのか一見するとわからないアカウントです。実は人(自分)が写っている写真と人以外のコスメや料理の写真を交互に投稿しています。また人物を撮るときは基本的に遠目からの撮影だったり、横を向いたり手で隠したりすることで、ほとんど顔出しをしていません。それでいてフォロワー数は13万人を超えていることを考慮すると、このフォロワー数は純粋にこの方のファッションセンスとインスタの投稿センスに支えられていると言っても過言ではないでしょう。
コンテンツ×横軸+フレーム×全てで統一感を出す
横軸の統一感を出しているフォトグラファーのインスタアカウントです。3枚毎に撮影したモデルを変えることによって横軸の統一感が出ています。セットの3枚ではモデルは同じですが、別のアングルやポージングを投稿することで被写体の表現力を最大限に引き出して厚みをつけています。また全ての投稿において基本的に上下のフレームをつけ、全体の統一感を出しています。ややもするとセクシーな女性の投稿の連投になってしまいそうですが、統一感を出すのテクニックによって芸術作品と言えるまでに昇華されております。
統一感を出してインスタのフォロワーを増やそう
様々なパターンを紹介してきましたが、どんなアカウントにするかはあなた次第です。ただしどんな統一感にするにしても計画性と根気が必須です。なんとなく投稿して行ったのでは、統一感がない普通のアカウントに戻ってしまいます。しかしながら根気よく続けていって出来上がっていくアカウントは非常に達成感があります。是非とも皆さん挑戦してみてください。また、思うようにフォロワーが増えなかった場合でも、SNSMARKET.JPが運営している「100%日本人フォロワー増加」サービスがあれば自然な速度で日本人のフォロワーを増やすことが出来ますのでチェックしてみてください!
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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