Instagram(インスタグラム)では使ってはいけないハッシュタグというものが存在します。せっかく沢山ハッシュタグをつけて投稿しても機能していなければ意味がありません。
今回は当サイトの公式アカウントを1年以上運用し、1日の平均インスタ滞在時間4時間以上の私が独自に調査したインスタグラムで使ってはいけないハッシュタグについて解説していきます。
インスタグラムにおけるハッシュタグの重要性
インスタグラムにおいてハッシュタグは非常に重要です。インスタグラムはTikTokやTwitterと違い、閉鎖的で拡散性がないSNSと言われています。ほとんどの方がフォローしている人の投稿のみを見てアプリを閉じています。その為、インスタグラムの中で新しいアカウントを発見し、フォローする機会というのは非常に少ないです。インスタグラム において新しいアカウントを発見する機会といえば「何かを検索する」時です。インスタ内でできる検索は大きく3種類です。「アカウント名検索」「ハッシュタグ検索」「位置情報検索」です。位置情報検索は投稿時に位置情報をつけて投稿している人がほとんどいないので、あまり使われる機会はありません。アカウント名検索はアカウント名を正確に把握していないとヒットしませんので、こちらもあまり検索される機会は少ないでしょう。そうなると、Instagramで新しいアカウントや投稿を発見したいと思った時に使われるのはハッシュタグ検索ということになります。皆さんも自分の興味がある内容のハッシュタグを検索したことが一度はあるでしょう。さらにそこから、有益な投稿をしているアカウントを発見してフォローした経験もあるかと思います。有効なハッシュタグを選定することはインスタグラムのフォロワーを増やすための第一歩なのです。
インスタグラムのハッシュタグをつける際の基本ルール
インスタグラムのハッシュタグにはルールがあります。まずはハッシュタグをつける数です。インスタで一つの投稿につけられるハッシュタグの数には上限が存在します。Instagramのハッシュタグは30個までしかつけることができません。30個以上のハッシュタグを付けると「1件の投稿に追加できるハッシュタグは30個までです。」とポップ通知が出ます。以前はこの通知がなく、投稿した後にキャプションが削除されるという仕様だったので、このルールを知らない人は苦労したことでしょう。バージョンアップしたことで分かりやすく親切な仕様になりました。ハッシュタグをつける適正な個数に関しては様々な説がありますが、Instagramの運営側からの正式な情報がない以上、あくまで予測の範疇を出ることはありません。それを踏まえた上で、よく見かける説は「30個フルにつけた方が良い」という説と、「インスタ内のSEO的な観点から一つ一つのハッシュタグとの関連度をより密接にするために12〜14個が良い」という説もあります。一つ間違いなく言えることは、全く関連性のないハッシュタグをつけるのはNGだということです。人気のあるハッシュタグだからといって闇雲につけてもいいねは増えません。必ず関連性のあるハッシュタグの中から大きなボリューム(数十万以上の使用数)、中くらいのボリューム(1万以上の使用数)、小さいボリューム(1万以下〜1000以上)とボリュームスケールが違うものをそれぞれいくつか選定し、使用するようにしましょう。
またインスタグラムの利用規約に違反するような内容のハッシュタグを使用するのもご法度です。インスタグラムでは差別的、暴力的、性的なコンテンツや、公共および個人、子供に害が及ぶようなコンテンツを投稿することを禁止しています。その為、それに類するハッシュタグも禁止されているのです。
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インスタではどんなハッシュタグを使ってはいけないのか?
ルールを守って投稿することはもちろん重要ですが、知らず知らずのうちに使っていたハッシュタグが実際は使ってはいけないものだったり、使っても意味がないものだったら、そのハッシュタグ自体が無駄になってしまいます。特にインスタグラムで自分自身のブランディングをしてフォロワーを増やしていきたい方、ナイトブラなどの補正下着などを紹介するアカウント、女性向けのフィットネスジム、パーソナルトレーナー、美女紹介系のアカウントを運営している方は意図せず、このようなハッシュタグを使ってしまいがちです。ここからは「どんなハッシュタグを使ってはいけないのか」「どんなハッシュタグは使っても無駄」なのかを見ていきましょう。なお私が運営しているアカウント(美女紹介系)の性質上、偏ったハッシュタグの調査になっているので、その点は予めご了承下さい。
使っても意味がないハッシュタグ
使っても意味がないハッシュタグというのはハッシュタグ検索した際に「最近の投稿は、一部のコンテンツがInstagramコミュニティガイドラインに違反しているとの報告があったため、現在非表示となっています。」と表記されるハッシュタグのことです。この類のハッシュタグは人気の投稿は見ることができますが、最新の投稿が見れなくなっております。この文言が出るということは一部のユーザーにより、インスタグラムに不適切であると判断された投稿が多いことから見れないようになっています。ですので表示されているのは非表示になった時点のものだけが残っている状態なので、もし仮に今投稿したとしてもそのハッシュタグからは誰も流入がないということになり、このハッシュタグを使う意味はないと断言できるのです。実際にどのようなハッシュタグかというと
sexy、cutegirls
上記のハッシュタグは、グラビアアイドルの方が使いがちで、あからさまにいいねやフォロワーを増やしに行く投稿につけられるものが多いですが、実はあまり意味がないのです。
使う際には要注意なハッシュタグ
先ほど紹介した「使っても意味がないハッシュタグ」はサッカーで例えるとレッドカードが出されるようなハッシュタグですが、ここで紹介するハッシュタグはイエローカード級のハッシュタグです。つまり使う際には要注意で、今後もしかしたら使えなくなる可能性があるということです。具体的には、ハッシュタグ検索をした際に、最近の投稿は見れるが関連ハッシュタグが出ないハッシュタグのことです。ハッシュタグ検索をするとボリュームが小さいハッシュタグでない限り、関連するハッシュタグというものが表示されます。これは検索したハッシュタグがどのようなハッシュタグと共に使用されているかを表示することで、同じ趣味や興味関心を持ったコミュニティの輪を強くする為の仕様ですが、それが非表示になっているということは、そのハッシュタグを使うコミュニティはInstagramの運営サイド的にはあまりよく思っていないということです。今はまだ使用可能ですが、将来的に使う意味がないハッシュタグになってしまう可能性がありますので要注意です。警戒が必要なハッシュタグは
ルームブラ、二次元ボディ、インスタグラビア、ビキニコーデ、オシャレグラビア、グラビア撮影、ブラジリアンビキニ、ハイレグ、likeforlike、like4like、like4likes、like4follow、likeforlikeback、l4l、f4f、フォロバ100、フォローミー、キャバクラ、育乳、セクシー、ビキニ、スレンダー美女、可愛い女の子、美女、美女図鑑、水着、水着ギャル、美尻、ミニスカート、メガネ女子、スタイル良すぎ、サービスショット、バストアップ、ハーフ美女、補正ブラ、色気
レッドカード級のハッシュタグと比べると直接的な表現を避けたものが多いですが、インスタグラムには感知されてしまいます。また、バストアップ、育乳、補正ブラといった用語はフィットネス関連、サプリ関連、下着ブランドのアカウントでは使う可能性が高いハッシュタグですが、いつ報告されて最新の投稿が非表示になってしまうかも分かりませんのでいずれも注意が必要です。またいいねやフォローを増やす系のハッシュタグもあまりお勧めはできません。インスタグラムでは相互いいねや相互フォローなどの不正には常に目を光らせていますので、使わない方が良いでしょう。
絶対に使ってはいけないハッシュタグ
そもそもハッシュタグ検索しても表示されないハッシュタグがあります。このようなハッシュタグは利用規約に違反してたもので、既に”退場させられた”ハッシュタグです。検索する事すらできませんので覚えておきましょう。
like、副業
実際のところ、人前で使うこともはばかられるようなものばかりですので、明記するのは控えます。
使っても大丈夫なハッシュタグを知ろう
夏の思い出に撮ったちょっぴり刺激的な写真を投稿した時に、いいねが欲しかったり、有効なハッシュタグを使いたければ下記のハッシュタグを覚えておきましょう。これらのハッシュタグは現時点でインスタグラムに何の警戒もされていないハッシュタグです。
ナイトプール、眼鏡女子、色っぽい、素敵、キャバクラ嬢、小麦肌、スレンダー、ビーチコーデ、ビーチファッション、ビーチガール、ビーチ、チラ見せ、エレガントコーデ、美脚、くびれ、美ボディ、スタイル抜群、プリケツ、マシュマロボディ、わがままボディ、くびれ美人、ハーフモデル、部屋着、ルームウェア、インスタ映え、美人、オフショル、夏女、小麦肌女子、ナイスバディ、おしり、ヒップアップ
インスタグラムの投稿を通じて人気になりたいパーソナルやフィットネスジムのアカウントを運営されている方はこれらのハッシュタグを使うと良いでしょう。
※現在、インスタグラムのアップデートにより、関連ハッシュタグは表示されなくなっております。その為、「使っても意味はないハッシュタグ」と「使う際には要注意のハッシュタグ」の基準は曖昧なものとなりました。しかしながら、今後もアップデートされることを考えると使う際には注意しておいた方が良いでしょう。
相互フォローを促すハッシュタグについてインスタの今後の方針は?
インスタグラムでは相互フォローを促す行為やいいねを促す行為を禁止しています。これはインスタグラムが過去のアップデートでいいねを非表示にしたことからも分かるかと思います。元々これはインスタの投稿時にユーザーがいいねがもらえるかどうか不安になるという投稿ストレスから解放するという目的で実装されました。当時このアップデートは「投稿が楽しくなくなる」「インスタグラマーのエンゲージメントを推し量りにくくなる」などの批判が集まりました。正当な評価をする環境作りをしたい運営でしたが、2021年に突如としてインスタのいいねを表示するか非表示にするかをユーザーに委ねる方針を取りました。相互フォローやいいねを促すハッシュタグの使用を禁じているインスタグラムですが、これらを100%取締るのは困難です。ハッシュタグについてもユーザーに委ねられるような方針が今後は取られるようになるかもしれません。
あなたのハッシュタグは大丈夫?
使って良いハッシュタグ、使ってはいけないハッシュタグ、使っても無駄なハッシュタグはそのタイミングによって変化します。常にどのハッシュタグが有効なのかは常にチェックしながらインスタグラムを運用しましょう!
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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