収益化申請の条件となるチャンネル登録者1,000人は、チャンネル運用主にとって段階目標の一つと言えます。ですが、なかなか達成できないと悩まれてしまう人も多いでしょう。
今回は、YouTubeチャンネル登録者を1,000人増やすための戦略について紹介していきます。
チャンネル登録者1,000人は一つの区切り?
YouTubeを始める人の中には「YouTubeで稼ぎたい」という収益を目的としている方もいると思います。YouTubeで稼ぐ方法にはメンバーシップやスーパーチャット、企業案件など様々ではありますが、広告収入を収入源として視野に入れているケースが多いでしょう。
しかし、動画をアップロードすれば広告収入を得られるというわけではありません。動画自体に収益性があるわけではなく、収益化申請(YouTubeパートナープログラム/YPP参加)を行うための条件を満たし、申請が承認されることで広告収入を得ることができます。
収益化申請に必要となる主な条件は「チャンネル登録者1,000 人以上、公開動画の総再生時間が直近の12 か月間で 4,000 時間以上」または「チャンネル登録者1,000 人以上、有効な公開ショート動画の視聴回数が直近90 日間で 1,000 万回以上」となっています。
そのため、YouTubeで収入を得たいと考える人は総再生時間と共に登録者1,000人を目標として運営する必要があるのです。
チャンネル登録1000人に向けた基本行動
チャンネルを開設して誰もがスムーズに登録者を増やせるわけではありません。
特に有名人やインフルエンサーなどとは異なり知名度が低い人の場合には初期登録者がなかなか増えないという状況に遭遇しやすくなりますので、以下の点が実行できているか確認してみてください。
チャンネルの方向性の明確化
チャンネルの方向性を定めることは登録者を増やすために大切な要素です。
初見の人々は動画の内容に興味を持ち動画を視聴することになるため、動画のコンセプトがブレてしまうとチャンネル登録まで誘導することが難しくなります。
「この人の動画だから見たい」と思う固定のファンが付くまでは、チャンネル内で扱うジャンルに統一感を持たせるようにしましょう。
チャンネルリサーチ
人気の動画はユーザーが興味をそそられるような企画を扱っているだけではなく、クリックしたくなるようなサムネイルやタイトル、視聴者を飽きさせず離脱されないための編集など、総合的に動画のクオリティが高いのが特徴でもあります。
また、タグ付け、概要欄のSNSリンク、再生リストなど、再生数やチャンネル登録につながる戦略を取り入れている方も多いです。
今は認知度も高く人気のYouTuberも下積みを重ねているため、チャンネル成長へのヒントを多く得ることができます。もちろん、丸パクリは視聴者への印象が悪くなり、低評価が増えたり登録者が減ってしまうなどのリスクがありますので、あくまでも参考程度に留め、自身のオリジナリティを加えた運用がポイントとなります。
自分の投稿した動画分析
どの動画の再生数が多く、ユーザーが興味を抱いているのか知ることも大切です。再生数が多い動画というのはユーザーのニーズにマッチしている動画ということになるため、チャンネル登録につながりやすくなります。
また、サムネイルやタイトルに魅力がなくインプレッションクリック率が悪い、動画の公開時間によって初動が大きく変わるなど、問題点を知れたり改善に役立てることができますので、再生数が伸びている動画と、伸び悩んでいる動画とで、どういった部分に違いがあるのかアナリティクスを用いて細かく分析していきましょう。
SNSの活用
YouTubeで活動するライバーも多く、チャンネル登録が1000人に満たないYouTuberは埋もれる傾向にあるため、ピンポイントで見つけてもらうのは非常に難易度が高くなってしまいます。そのため、Instagram、TikTok、Twitterなどを活用し名前を売っていくことも重要です。ただし、全てを運用するとなると負担が大きくなってしまうため、YouTube外SNSの各々の特徴や、相性の良いジャンルを知り活用していくのがオススメです。
また、YouTubeよりもユーザーとのコミュニケーションも取りやすく、近くに感じてもらえることで登録者が増えたり、活動者とのコミュニケーションも図りやすくなりますので、コラボ機会が増え、さらなる売名のチャンスも手にしやすくなるでしょう。
投稿頻度の安定化
投稿頻度が落ちることで、視聴者の興味も薄れチャンネル登録を解除されてしまうリスクもありますが、YouTubeから評価される動画本数が少ない状況ではおすすめ欄や関連動画一覧に載りづらくなってしまいます。
また、収益化するためにはチャンネル登録者数だけではなく総再生時間も必要な要素となりますので、最低でも週に3、4回程度は更新するようにしましょう。
撮影機材の見直し
チャンネルを開設したばかりですと、撮影機材にかける予算がないという方も多いかもしれません。ですが、音質や画質の安定した動画を見慣れてしまっているユーザーも多い状況のため、音質や画質が悪く見づらいと感じれば動画途中に離脱してしまう人もおり、チャンネル登録につながらない可能性は高くなってしまいます。
そのため、登録者が伸びないという場合には機材についても見直してみると良いでしょう。
まとめ
YouTubeで稼ぎたいという人にとって収益化申請の条件となる登録者1,000人を目安にしている人も多いでしょう。
ですが、思い描いたようにいかない方が大半です。登録者を増やすためにできることはたくさんありますので、なかなか増えないと諦めずにトライしていきましょう。
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この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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