個人情報を守ろう！「TikTok」で注意することは？

Facebook、LINE、Instagram、YouTube、TikTokなどネットワークを使った新しい情報のやり取りが当たり前の世の中になりました。

しかし、こういったSNSの利用では個人情報を不特定多数の人に知られてしまう、ということがあります。

その中で、一番心配されるのが「個人情報」です。

こんなところでも個人情報が

皆さんが日々利用している、フェイスブックやTwitter、Instagramそして小中学生を中心に広がるTikTokでは、個人情報を発信している人が多く、問題視している人もいます。

しかし、個人情報の漏洩はそれだけでしょうか。

お金のやり取りも「電子商取引」が進み、2020年には国立大学の入学金もネットバンキングが利用されています。

企業の働き方の変化によるスカイプやミートを使った会議システム、学校という現場でも、クラスルームやロイロノートを利用した授業が進んでいます。

電子商取引やスカイプ、ミート、ロイロノートでは自身が所属する団体のみに情報を提供し、開示されています。

しかし、中にはそれを探し出して悪いことに利用する「フィッシング」という詐欺も発生しているのも事実です。

ネットワークを使ったやり取りは、時間を気にせず、やり方さえ知っていれば誰にでもできます。
どんな場所にいても、通信というアイテムを利用してつながることができます。

国によっては、収入が0の人でも国がスマホを提供しているため、誰でも利用できるというところもあります。

私たちの個人情報は、気を付けていてもどこかで誰かに見られています。

TikTokの危険性

TikTokをはじめとする、SNSの利用で気を付けてほしいのが「顔ばれ」「身バレ」「家ばれ」です。

特に、家ばれは皆さんの家の周辺にある、風景だけでも知られてしまうことがあります。

そんな馬鹿な、と思われるかもしれませんが、偶然きれいと思った「夜空」を配信しただけで、家ばれしたという人もいるということです。

大人の中には、FacebookやInstagramをやるときに、顔や家の中の様子を絶対にアップしない人もいます。

ところが、手軽に使えるTikTokでは、こういった知識がない小学生や中学生の利用で、危険にさらされています。

子供たちは大人以上に、友人同士の関係を作ることに必死です。友達に「面白いからやろう」と誘われてしまえば、どうしてもやらないと言えない、ということは当たり前です。

これは、大人の皆さんも経験があるので、おわかりになると思います。それが、子供の身を危険にさらしてしまうのですが。

子供を危険から守るために

TikTokを利用する時に気を付けるのが、顔を出すときには「非公開」にすることです。

できれば、顔は出さないでもらうことです。

また、特徴ある服装はしないことです。（ユニクロやGUなどどこにでもある服装がいいですね。）

家の周辺を絶対に写さないことは重要です。（住所などがわかると、後を付けられることがあります。）

そして、学校の名前や、自分の名前につながるようなことは絶対に出さないことです。

一緒にやろう、といった子供の中には「アイドル」「芸能人」「モデル」になりたいから、こういったプライバシーを利用して、自身を売り込みたいという人もいます。

確かに、YouTuberーやVTuberから、一躍有名になった人もいますね。

しかし、こういったことはほんの一握りで、ほとんどは悪用されていることも話し合いをすることも大切です。

スマホが欲しい、パソコンで友達とやり取りしたい、と一番に思う年頃です。

特に、友達がTikTokをやっていれば、自分もやりたくなります。

まったく触れない、では世の中の流れについていけないこともあります。事実、一般の学校でもネットワークを使った連絡や授業も増えています。

そこで、中学生になって「技術家庭」で情報の危険性を学び、高校生で「情報」「家庭情報」を学ぶまで、自分で守ることの大切さを家族でしっかりと話し合いましょう。

まとめ

インターネットが当たり前のように利用される時代になりました。ネットワークが始まった当初は、写真1枚送信するにも、数時間かかったのに本当にすごい時代です。

TikTokの利用など、どんどんと手軽になることは良いことです。

しかし、手軽さの裏には危険も伴うことを、しっかりと子供たちに理解させることも、急がないといけないかもしれませんね。

この記事の執筆者：SNSアドバイザー さきぽん

SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください！
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