流行りに敏感な人とは?ブームを生み出す主役とは?日本でこのような面で取り上げられるのが、女子高生の文化です。流行りに敏感な彼女たちの同行にいち早く気が付くことができれば、YouTube配信に必要なスタートダッシュにも繋がることでしょう。
YouTubeやTikTokにも影響している女子高生文化
踊ってみたや歌ってみたなど人気コンテンツは、YouTubeでもTikTokでも話題になりやすいだけでなく、だれでも気軽に撮影できるジャンルでもあります。
話術で人を笑わせることや、メイクコスメやパソコンなどの紹介レビューというのは知識や技術も必要となってくるため、そう簡単に動画撮影はできません。
「友達と一緒に盛り上がれる」「共感し合える」
そんな環境をこよなく愛する女子高生たちが、日本で巻き起こるブームの火付け役となるケースは非常に多く、発端は芸能人など有名人かもしれませんが、そこからブームにするのは女子高生など時代に敏感な子たちです。
マーケティングの世界では1990年代後半から2012年頃に生まれた世代のことを「Z世代」と呼んでいます。
この世代は小さな頃からスマホやSNSが身の回りにあるのが普通で、新しい刺激を与えてくれるものや変化することを好みます。
このような世代はTVで紹介された情報よりも、SNSやインフルエンサーが取り上げた話題の方に影響されやすい特徴があります。
TikTokからブームとなった「夜に駆ける」や「香水」なども、誰が火付け役だったのか分からないまま、多くのYouTuberが歌ってみたや踊ってみたといった作品としてとりあげるようになっています。
そのため、YouTubeでスタートダッシュを決めるのであれば、女子高生の敏感な感性を抑えておく必要があるのです。
TikTokやYouTubeでブームとなった動画
YOASOBIさんの「夜に駆ける」や瑛人さんの「香水」は2020年の顔ともなる楽曲ですので、年末の紅白出場も果たし、女子高生によって日の目を見たアーティストとも言えることでしょう。このようなブームをいち早く取り入れ、YouTube動画でスタートダッシュを決めるには重要です。
この本家の大流行に乗っかって、プロ顔負けの動画を配信したケースもあります。
ブームに上手に乗った好事例の動画を紹介します。
香水/瑛人 MV再現 (covered by 瑛肩)
お笑いコンビのチョコレートプラネットさんの動画は、その元の動画と見間違えるようなクオリティの高さ?に視聴数が伸び、3600万回の再生数となっています。
なかには本家よりもチョコプラの香水が見たくなるといった声もあり中毒性もあるようです。
この動画から、ブームへの「乗っかり方」が非常に重要なことがわかります。
ちょっとだけ匂わせるような中途半端な「乗っかり方」はパクリと揶揄されかねません。
全身全霊で振り切った「乗っかり」を見せることで本家へのリスペクトが伝わるのです。
夜に駆ける YOASOBI [ピアノ]
台湾のピアニストの「Pan Piano」さんの動画は、まずサムネのインパクトで世の男性を虜にし、その美しいピアノの音色に酔いしれ登録者数も伸びています。
元々人気のYouTuberですが、自分の良さを生かしたままブームに「乗っかる」ことで特定の層からの熱い支持を集める結果となっています。
バズっているコンテンツは一見すると幅広い世代にウケているので、ターゲットが広く見えてしまいがちです。
しかし、ブームに「乗っかる」からと言って、自分のターゲットとなる視聴者層をズラしてはいけません。
自分の狙っている層が喜ぶコンテンツとブームとなっているコンテンツの最大公倍数を見つけて「乗っかる」のがベストです。
まとめ
現代の女子高生のもたらす流行の流れは、確実にTikTokやYouTube界に与える影響が大きいと言えるでしょう。ただし、流行をそのまま使うだけでなく、プラスαの要素を取り入れるような動画は、再生数や登録者数にもつながるため、スタートダッシュを決めたい方は、今の流行りを追いかけてみると動画にも取り入れやすいヒントが隠されているのかもしれません。
この記事の執筆者:SNSアドバイザー さきぽん
SNSエキスパート協会認定及びGoogle各資格取得者。
YouTube、インスタ、TikTokなどSNSの運用、コンサルを得意とする。企業や個人、初心者から上級者までSNSのことはなんでもお任せください!
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